【エッセイ】パステルアートで変化していく自分

パステルアートを9枚描き終わりました。
7枚目と8枚目の課題は
好きなデザイン、そして好きな配色でした。
しかし描き始めてみると
お手本通りに描いていくことに
苦痛を感じてしまいました。
そしてしばらく描きたい気持ちも
訪れませんでした。

少し日をおいて
自分自身の考えや物の見方も変わってきたところで
久しぶりに描いてみようと9枚目に挑戦しました。
9枚目の課題は正直
デザインも配色もあまり好きではありませんでした。
しかし
何故か素直にお手本通りに描いていくことに対して
心地好さを感じました。
今まで上手に描きたいな
と心の片隅に残っていた気持ちはなくなり
純粋にパステルアートって楽しいかも
と思うようになりました。
これはとても不思議なことです。

自分の知らない世界を
ありのままに受け入れることの
心地好さを感じていました。

10枚目は9枚目のデザインに
自分の色をのせてみました。
すると違和感を感じすっきりしませんでした。

デザインには創り手の想いが宿っていて
自分にはその色を塗り替えることは
できないんだと感じました。

9枚目で感じた
自分の知らない世界を
ありのままに感じることの心地好さを
また感じたくなりました。

そして何故か
わたしは絵を描きたくなりました。
自分なりの絵を。

そして描いた絵はパステルアートとは
全く異なるものでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?