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25年以上のデフレにコロナ。憲法改正やってる場合か?(れいわ新選組・山本太郎)

国民投票法改正を目指す与党は、6日衆院憲法審採決、11日衆院通過の方針を固めました。これに対し、立憲民主党はCM規制などを行うよう付則に盛り込む修正案を提出し、与党が修正に応じれば採決に賛成する方向のようです。

このような国民投票法改正の動きについて、山本太郎さんはどのように考えているのでしょうか。2021年5月2日、鹿児島・中央駅前での街頭演説から抜粋して、超ざっくりと文字起こししました。

(33分30秒頃~再生されます)

山本太郎:
国民投票法。憲法改正の話ですね。
優先順位間違ってませんか。他にもやらなきゃいけないこといっぱいある。25年以上のデフレとコロナという問題を抱えているわけですから、優先順位を考えるならば、憲法改正ではなくて、逆に憲法を守らなきゃいけないような政治をいまやらせなきゃならない。にもかかわらず、国会でこの連休明けに行われると言われているのが国民投票法の改正案、自民・公明が5月6日採決、11日衆院通過と。それどころじゃないよ、いま。もっと早く違うことを議論して、お金を出していくということをやらなきゃ。優先順位、全く間違っていると私は思います。

ちなみに、この改正案では、憲法改正の国民投票の手続を公職選挙法に合わせるのが目的。これ、直ちに変えなきゃみんなの生活行き詰ったりとかありますかって、ないんですね。憲法改正をいま急がなきゃいけない理由なんてない。

やらなきゃいけないこといっぱいある。コロナがきてどうなったかっていったら、仕事減ったりとか収入減ったりとか、いろんな人たちがいる中で、絶望しかないと命を絶つ人がどんどん増えていますよ。事業者倒れて、失業者も増えて。野村総研がみたところ、100万人以上が失業してるって状況にあるだろうっていう結果もでています。他にもいっぱいありますよ。例えば、潜在看護師を医療現場に戻っていただけるような処遇を厚くしたりとか。沢山やらなきゃいけないことあるのに「憲法改正の国民投票法を」ってなんの話ですか。優先順位全く違うという話だと思います。

はっきりいえば、野党は数のチカラで負けてますから。なにがどうしても、コレ、通るんですけど。こういう余計なことをやってるときに野党は体張ればいいのに、国会の中で。「審議させない」「そんなことよりも積極財政をしろ」「一刻も早く補正予算をやれ」というような抵抗の仕方で、体張って、バリケード作ったりしてやればいいのに。どちらかというと、この採決に対して野党第一党は進める形ですね。それじゃ対立軸がよくわかんないよなってことなんですよね。

いま、ナニやられているかっていったら、このコロナという混乱の中で数々余計なことまでやられている。それをなんて呼ぶかっていったら、火事場泥棒です。汚染水流すこと決めたりとか、デジタル庁を審議殆どされないまま通したりとか。他にも沢山あります。この先にやろうとしていることは中小企業をどんどん淘汰していくとか。だからこの国民投票法改正もナニを意味してるかっていったら、このコロナの混乱に乗じた火事場泥棒のひとつです。でもそんなこと許しちゃダメですよね。優先順位が違う。

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このあと、国民投票法改正についての具体的な問題点についても言及しています。是非動画をご覧ください。


山本太郎 代表談話「憲法記念日」もお読みください。

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