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SDGsを学ばない料理人の悲しい末路(まだ間に合います!)

SDGsなんてキレイゴトだろ?
ESG? 聞いたことあるけど、よくわからねえし、そんな事より売上あげて利益確保しないとまずいだろ!

なんて思ってないでしょうか?
ぶっちゃけ僕もそう思っていました。
日々の業務に追われ、大切なことはなんとなくわかっているけど後回しに。

しかしその思考をアップデートしなければ…ヤバイ…終わる…
と確信し、今回記事を書きます。
なぜなら約3年後の2025年に産業構造が大きく変革するからです。
それまでにSDGsについて考えを改められない企業は確実につぶれます。

今回はSDGsについて学ばなければならない理由を解説します。

僕は19年間都内一流レストランで料理を学んできました。
辛いこともたくさんありましたが、愚直に続けることが出来たのは、料理の楽しさや素晴らしさを持ち続けることが出来たからでしょう。

料理人とは尊い職業だ!
これは今でも心からそう思います。
そんな僕と同じような境遇の料理人たちには是非読んでもらいたい。

読まないと3年後あなたは職を失っている可能性は高い。
3年後もまだ料理の仕事を続けたいですか?
今からならギリギリ間に合います
では本編スタートです。

2025年にはデジタルネイティブ世代が2人に1人の時代に

2025年に起こる産業の変革とはなんでしょうか?
その説明はこのYouTubeの対談を見てもらうのが一番わかりやすいし、説得力もあるでしょう。
約40分ほどある長い動画ですが、見る価値ありです。

https://youtu.be/zVAmzoW4azU

時間がない方の為にかんたんに僕からも内容を要約します。
15歳ー64歳までのいわゆる働ける人口の事を生産年齢人口といいます。
この生産年齢人口は、高齢化によりこれからどんどん減っていきます。
しかし問題はその人口比率。
ざっくりこんな感じです。大きく2つのグループに分けました。

①アナログ世代ー仕事は紙ベース(バブル世代、団塊ジュニア世代)
②デジタルネイティブ世代ーインターネットに慣れ親しんだ(ミレニアル世代、Z世代)

これがあと3年後に大きく構造が変わります。

2人に1人がデジタルネイティブ世代になります。
これは確実に起こる事実。受け止めるしかありません。
そうなるとどうなるか?
デジタル化が一気に普及し、価値観が大きく変革します。
そしてデジタルネイティブ世代が持っている価値観。
それがSDGsの精神なのです。

そもそもSDGsってなに?

SDGsとは『持続可能な開発目標』
17の目標と169のターゲットという指標がありましたので貼り付けておきます。
なんすか?それ?
ぶっちゃけよくわかりません。

今の僕の理解では、
このままだとあらゆる面で負荷がかかりすぎてダメになってしまう。
それは地球規模の環境問題や、国と国との格差の問題。
個人1人と1人の間の平和や平等、ジェンダー問題。
スケールの大きいものから小さいものまで様々。

そういった課題を一人ひとりが少しでも重く受け止め、
今の自分だけの利益ばかりを追求せず、これからの世代の渡していこうよ!出来ることからやっていこうよ!

みたいな感じだと思います。
めちゃくちゃ浅はかな知識です。詳しく知りたい方はそういった書籍やネットの情報はたくさんあるので見てみてください。
僕も今勉強中です。
今回のテーマ「飲食業の僕たちが何故SDGsを学ばないといけないのか?」
ですので、この章はこの辺りにして次に進みます。

なぜデジタルネイティブ世代はSDGsの精神を持っているか?


意識が高いからでしょうか?優秀だからでしょうか?
もちろん一部の人はそうだと思いますが、僕は違うと思っています。
めちゃくちゃ単純な話です。
答えは「若い世代はまだけっこう生きるから」です。

例えば2020年、当時の菅総理大臣が
「2050年までに温室効果ガスを実質ゼロにする」
という目標を宣言しました。

2050年というと今から28年後の話です。
現在20歳の若者は48歳。48歳の時に地球がめちゃくちゃになっていたら困りますね。その為には今から環境に対して取り組んでいかないといけない。
つまり自分事なわけです。

一方で現在65歳の高齢者は93歳。その頃にはどうなっているかでしょうか?「そんなに先は長くない」という感じが正直なところかと思います。
なので関心が低く、他人事なわけです。

けっきょく人間は自己中でおろかな生き物なんだなあ…
と思います。
僕も超自己中人間だと自負しています。

だからこそアップデートが必要!


自己中なのがいいか悪いかは一旦置いて、これからの世代は多かれ少なかれ、SDGsに関心を持っています。

つまりSDGsと関わりの強い飲食店において、SDGsの取り組みが行われていないところには優秀な新人はもう来ません。
そして世の中の空気感はあと3年後、あっという間に変わっていくでしょう。その為には今から出来ることを始めないといけない状況です。

ディズニーシーで感じたSDGs


少し話はそれますが、先日家族でディズニーシーに行きました。
今ディズニーには全体のマップのような紙ベースの案内がありません。
アプリをダウンロードして、そこからマップを見てさらには混雑状況まで分かる。

これは確かに便利だ…でも…やっぱり紙のマップが欲しい!
機械オンチの僕の正直な感想でした。

しかし思いました。
きっと僕と同じ思いの人はたくさんいるはずだ!クレームもたくさんあっただろう。しかしそれはしなった。
ただでさえ紙は環境にも悪い。
ディズニーはデジタルネイティブ世代がメインターゲット。
そしてますます今後その傾向は強まる。
時には顧客に対しても厳しくバッサリと切り捨て、未来につながる部分に資金を回していく。持続可能にする為に。

僕はディズニーの力強い姿勢と今後もエンターテイメントを届けることへの覚悟のようなものを感じさせられた出来事だった。
これもSDGsの取り組みと言えるのではないでしょうか?

最後に


SDGsに関して僕自身、知識もなく何も行動していないのが現状です。
そしてあまりに膨大なことすぎて、何から始めたら良いかも全くわかりません。
今回は僕の気づきをシェアさせてもらいました。
しかしこのnoteを見てくれて、少しでもSDGsに関心を持ってくれた人がいたのならそれはSDGsの取り組みと言えると思います。

これが僕のはじめの一歩です。
発信活動を通して同じような価値観の人と繋がっていければいいなと思っています。


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