記事一覧
田舎に暮らしたければ移住の神様に愛されよ
岐阜の明るく楽しい養蚕家の
加藤祐里です。
郡上には自然に憧れて
移住を希望する人も多いし
過疎化で来てもらえたら
喜ぶ人もいますが
実は同じ郡上市内でも
インターが近くて
雪も少ないような場所は
簡単には空き家は借りれないことが
多いです。
こないだも、ある母子が
「八幡小学校の学区で
来年の春までに引っ越したい。
どっか空いてる家、知りませんか?」と
聞かれましたけど
私に聞いてる時点で
母国語で学べる有り難さ。
岐阜の明るく楽しい養蚕家の
加藤祐里です。
京都にある川島テキスタイルスクール運営の
機織りの基礎を学ぶ講座に参加しています。
生徒が泊まれる専用の
合宿施設もあり
今まで3年以上「さをり織り」は
習ってきましたが
あまり頭を使わず
なんとなく楽しいだけで
やってきたけど
理屈から教えてもらいながら
小さな道具の使い方から
微妙な力加減とか
絶対に他では観れない
貴重な世界中の機織り機を観
霊感なんてないけれど。
岐阜の明るく楽しい養蚕家の
加藤祐里です。
私は霊感とかはそれほどなくて
お化けが見えたり
神様からメッセージを受け取ったり
とかは出来ないですが
キツネとか、タヌキとか
低俗な動物のエネルギー体に
乗っ取られた人の見分けは
なんとなくつくようになりました。
キツネ→金欲。
すごい人だと言われたい。
タヌキ→楽して生きたい。
面倒くさいことはしたくない。
ヘビ→いつまでも許せない。
終
安易な治療をする人もされる人も、どっちもどっち
岐阜の明るく楽しい養蚕家の
加藤祐里です。
養蚕を続けていこうと思うなら
本業、本職との兼ね合いが重要です。
私の場合、完全予約の鍼灸院をやっていて
養蚕の時期は2週間、
治療院はお休みします。
ただ黙って横になっていれば
なんかよく分からんことされて
勝手に治してくれるような
カリスマ治療家ではないので
患者さん本人の生活習慣や
考え方を直して
自然に兼ね備わった
病気になったり
病院や
養蚕が続けられるかは大いなる宇宙の意思
岐阜の明るく楽しい養蚕家の
加藤祐里です。
養蚕を続けられるかどうかは
蚕の飼い方の知識とか技術とかより
人間のほうの事情、社会的要因に
影響を受けることが大きいです。
最初はお蚕さん、かわいい!
優れた日本の文化を続けたい!と
思ってはじめても
ほとんどの人が3年もすれば
辞めてしまう。
仕事が忙しくなった、
子どもの予定がある、
介護がはじまった、
病気した、年とった、
結婚した、
なぜ手仕事をするのか?だって、本能だもの。
岐阜の明るく楽しい養蚕家の
加藤祐里です。
手仕事とは、お腹すいたら
ご飯食べたり
夜になったら眠たくなる、
愛しくて大切な人がいたら
一生そばにいたいと思うみたいに
手を動かして
何かを創ることは
人間として本能的に備わっていて
理由などない
魂の衝動行為だと思います。
私は助産師、看護師、鍼灸師の資格を
持っていて
本業はお客さんが少ない
ひっそり小さな鍼灸院をしています。
手仕事やっ
手仕事は自分を豊かにする。
岐阜の明るく楽しい養蚕家の
加藤祐里です。
養蚕小屋は自宅から車で10分ほど
離れているので
養蚕の時期以外はあまりいきません。
養蚕をするようになって
小屋の近所に住んでいる
90歳超えの「とし子」さんという
おばあちゃんと知り合いました。
息子さん夫婦と同居されていて
週の半分はデイサービスに
行っているけど
家にいるときは
食事作ったり掃除したり
身の回りのことは自分でやって
なるべく
母の手仕事とは「自分らしく生きること」
岐阜の明るく楽しい養蚕家の
加藤祐里です。
私は郡上のママさんたちが
集まって自然を活かしたものづくり
靴下を草木染したり、
(商品として売ってます!)
養蚕を手伝ってもらったり
羽釜でごはん炊いて
味噌を一緒に仕込んだり
畑をやったりする
「草木家ハハノテシゴト」という
グループに所属しています。
今どきは田舎のママさんも
子どもが一歳ぐらいになると
保育園に預けて働きにいきます。
でも、
2024秋蚕、終わりました
岐阜の明るく楽しい養蚕家の
加藤祐里です。
2024年郡上秋蚕5000頭、出荷しました!
出荷すると「選繭」をして
全体の量を測ります。
(郡上は量を目指してないから
あえて言いません)
次に500グラム分の繭を
専用のケースにいれて
何粒あるか調べます。
粒数が少なければ
一粒当たりが重いから良繭。
粒数が多いとその逆。
去年よりはちょっと多かったけど、
平成30年のときからは
大いに
半径500メートル以内の人に喜んでもらえるように生きる
岐阜の明るく楽しい養蚕家の
加藤祐里です。
前回の「自分を持て余しおじさん」の
記事、一夜のうちに
色んな方からコメントをいただきました。
「うちの旦那(父親)やわ」
「おるおる、そういう人」
「せめて家事したり近所の草むしりしたり
役に立つことでもしてくれたらいいのに、
1日中、テレビの前に座ってるだけ」
「家事とか出来るように教えてやっても
口答えしたり、無器用だし、
感情的になるから余計
自分を持て余しおじさん
岐阜の明るく楽しい養蚕家の
加藤祐里です。
養蚕とはまったく関係ない
話なのですが
養蚕の時期は朝6時から活動開始します。
田舎の朝は昼間より色んな人がいます。
犬の散歩、
これから出勤の林業関係者や大工さん、
畑や庭の手入れしてるおじいちゃんetc
なかでも、とにかく
ひたすら毎朝、歩いている
80歳ぐらい?おじいさんがいます。
知らない人ですけど
万歩計つけて
たいてい毎朝同じ時間に
「元気はつらつ蚕人の心根」
岐阜の明るく楽しい養蚕家の
加藤祐里です。
今の養蚕小屋を使いはじめて
7年目になります。
2024年の秋蚕をはじめた
つい先日のこと。
先代が過去の収穫量をメモしていた黒板の
裏に古いポスターが貼ってあるのを
見つけました。
「郡上郡蚕業振興推進協議会」という団体が
つくったようで、
「郡上郡」だから、郡上市になる前
40年以上前に作られたっぽいです。
蚕を飼うためのハウツーじゃなくて
2024秋蚕、上蔟(じょうぞく)
岐阜の明るく楽しい養蚕家の
加藤祐里です!
9/1に3令から始まった秋蚕5000頭
とりあえず今日、糸を吐きはじめて
(上蔟)ぜんぶ、蔟に移しました!
まだ、繭の形にはなっていませんが
桑取りはもう終了。
スケジュールでは17日には糸を吐く予定が
一日ズレて、急遽暑い中
桑を刈りに行きました。
暑いのがしんどい。
ここからが多頭飼育の
腕の見せ所。
だいたい早い蚕なら24時間ぐらいで