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月に一度、自殺はしてはいけない、と思う

死ぬことって恐ろしく簡単なんだなと思う。
今、遠くでは殺し合いが毎日行われていて、死ぬことをすごく短かに感じるようになった。

銃というものを、自分は映画/ドラマでしかみたことがない。
ただ、それは実在するもので、それを人に向けて打ったら死ぬ。
映画/ドラマのように演技で死んでいくのではなく、本当に死ぬ。

日本の喜劇マンが1人自殺した。
やっぱり死ぬことって簡単なんだなと思った。

絶対に死んでやるぞ!なんて思わなくたって、線路にフラッと身を投げてしまえば死んでしまうだろうし、家にある包丁で手首でも切ったらすぐ死んじゃう。

近くにある紐を見て、
「これでくくれば死ねるのか」とか
「酔ってたら痛みも少なそう」とか想像できちゃうような気もする。

悩んでいる方は相談窓口へ。っていうけれど、
そんな悩まなくても死ねるんじゃないかなって思うんですよね。

何が言いたいって、
小学校/中学校のような閉鎖的なコミュニティ(逃げ場ない状態)でいじめが発生したとき、
そりゃ自殺するよねと思うのです。
しない方が不思議なくらい。
「自ら命を絶つ」という選択肢が頭に浮かばなかったのかな、と思うくらい。
今はいじめも戦争もサイバー戦ですから。

人が簡単に死ねるならば、
そりゃ状況が状況なら死んじゃうよね、という話。

だから、
極めてカジュアルに、ラフに、自分の言動で人を殺せるんだと弁えたい。

親より1秒以上長く生きることは決めているので、
簡単に死んでしまえるかもしれない自分に、
定期で「自殺はいけない」と言い聞かせる習慣を持ちたい。

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