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なぜか源氏物語と枕草子しかないと思っていた

お香調合の世界に入り
驚いたことのひとつに、
平安時代の調合が書物として残っていることがある。

平安時代の貴族の
役職が〇〇の誰々さんは、
このお香を作るのに
こっちの香料をこれくらい、そっちの香料をこれくらい配合して作った

なんてことが、
それはもう細かく書いてあるのだ。

なぜか私は、昔の書物は
学校で習ったものしか残ってないと思い込んでいて、
源氏物語と枕草子以外の平安時代の書物が残っているとわかったことに、
それはそれは驚いた。

冷静に考えてみれば、
大学にも「国文学科」なるものがあるのだから、
日本には研究対象となる古書が残っていて当然なのである。

そのことを四十路に入ってから気づいた私が
ちょっとおかしいのである。

だがしかし、高校生のとき、
古文の授業はさっぱり何を言っているのかわからず、
テストは限りなく0点に近い成績。

源氏物語はマンガの「あさきゆめみし」で内容を覚えた私には、
平安時代の古書は超難敵である。
見ているだけで眠くなるうえに、
読めたとしても理解不能。

現代語訳されたものですら
さっぱりわからない。

でも、歴史は好きなのです!!

古文の成績はヤバかったですが、
世界史のテストはそこそこ取れてました!
(↑日本史ではない…(笑))

何を書いてあるのかわからないもののほうがロマンを感じるのですよ!

なので
1000年以上前の人たちが
どんなお香を作っていたかを垣間見れるのは
ロマンでしかありません!

というわけで
歴史好き、古文好きの人たちと
お香を調合できたら
盛り上がるだろうなと思ってます🎶


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