東京レインボープライド、ひとりで行くか迷っている人の疑問に答える
うわ、すごい人混みだ。
代々木公園駅から、NHKホールの隣にあるイベント広場あたりに着くと、気温がここだけ高く感じるほど熱気が肌に伝わってくる。
着いたのは11時半すぎ。
気温25度超えと夏のリマインダーのような日照りなのもあって、半裸気味の人もいたり、祭典感満載。メインスポンサーのチェリオが看板商品ドリンク・ライフガードを配るブースを中心に多くの大企業や地域自治体、大学、外国の観光局、NPO法人が思い思いにそれぞれ虹色をあしらったブースを展開していたーー。
初めてだったので、いくつか不安に思うこともありました。そこで不安点と実際の感想をこの記事では記していきます。
・東京レインボープライド(TRP)って?
こちらに詳しいです。
パレードもありますが、代々木公園のイベント広場を使って、様々なブースが展開しています。
ちなみに土曜昼に行くとパレードの受付は明日の分は申請できる状態でした。
・ひとりだと寂しくない? ひとりでも大丈夫?
ブースが見どころたくさんなのと、いろんな人を受け入れる雰囲気があって、少なくとも普段ひとりでどこか行くことが苦痛でない人は問題ないと思います。もちろんウェイウェイやってる人もいますが、1人だと目立つかというとそうでもなく、ちょこちょこシングル参戦もいるなーという印象です。
・絡まれたりしない?
ブースやブースのスタッフを興味ありげに見ていると間違いなく声をかけられます。ただ、路上で客引きやナンパ的な声のかけられ方はしないと思います。
・雰囲気は?
(混み具合)土曜の昼時点で、結構混んでいました。原宿駅から来た人は、「めっちゃ混んでんじゃん、なにこれー!」とすごく驚いていました。会場内は進路の先に人がいて、ゆっくり歩く形になります。
(ノリは?)ワイワイガヤガヤしてますが、地域でやっているお祭りとかと雰囲気は近く、うるさいとかそういうレベルではありません。その祭りが虹色に彩られている印象。
(どういう人が来ている?)いろんな人が来ています。見ただけで属性を判断するのは良くないですが、雰囲気をお伝えするために表現すると、派手な髪色をしたトランスジェンダーと思しき方やタンクトップを着たゲイ自認と思しき方、女性カップル、盲導犬といっしょに来た人、ベビーカーを引く若い男女のカップル、老夫婦、おじさんの集団など本当にいろいろでした。強いて言えば、高齢の女性のお客さんは少なめだったかもしれません。
(気になったこと)自分は身バレしたくないので、メディアが録画用のカメラを回していたり、お客さんもみんなカメラを回して撮影していて、そこは気になりました。
・なんか面白いものある?
まずいろんな物がもらえます。配り物、めっちゃ多いです。無料でフラッグやフェイスシールやドリンクだけでなく、ジェンガ、ドラァグクイーン的な人との撮影、パーソナルカラー診断までいろんな配布物を受け取り、体験をできたりします。
自分はブースで展示している企業や団体の活動の内容を知りたいけど、ブースで立ち話するのは遠慮したいと思っていたのですが、パンフレットだけ受け取るというのはウェルカムな雰囲気でした(コミケで立ち読み用の冊子が読めるとかの雰囲気に近いかも)。
なので、とりあえず見に行ってみたいという気軽な気持ちで行っても、拒絶されることなく、もらったパンフレットなどから発見があったりします。個人的には、落ち着いた雰囲気で展示をしていた、
子育てをしている/子育てをしたいLGBTを中心に、その周辺をゆるやかにつなぐ団体「にじいろかぞく」の写真展示が興味深かったです。
1時間ほどの滞在でしたが、見切らないサイズ感、ブースの充実ぶりでした。
みなさんのなにか参考になれば幸いです…!
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