パンダ家のごはん - お正月:おせち
とりあえず毎年お正月に実家で用意したものをすべて書いておきます。
これ以外にも、母が主婦の集まりで習ってきた料理などが加わることもありました。
こうやって書くとなかなか長いリスト。それぞれ手づくりして用意するとなると、膨大な時間がかかります。昔はそれくらいお正月が大切な行事だったってことですね。
それから、おせちはもともと、お正月に台所仕事をしないで済むように準備されたものですが、それでもお餅を焼いたり、それなりに作業はあります。母の実家では、お正月は女性が働かない、という決まりがあり、伯父がお餅を焼いたりしていました。それを見て、いい習慣だな、と、子供ながらに思いましたが、いつしか伯母や従姉妹たちが働くようになっていました。
元日の朝は家族そろって食卓について、乾杯をし、新年の挨拶と、抱負を言わされました。子供の頃は祖父母にお年玉をもらい、自分が大人になってからは、亡くなるまで祖父母にお年玉をあげていました。今でも母にお年玉をあげます(父はいらないと言うので、あげません)。
そしておせちをいただきます。とにかく全種類食べるようにしつこく言われます。
まずは母が手作りしていたもの。
・黒豆 - 釘を入れて黒い色をだす、って本当かな?と思いながら見ていた。
・栗きんとん - クチナシを入れて、黄色に。うらごしが大変で、みんなで交代しながらがんばりました。
・昆布巻き - かんぴょうで止める作業が細かい。案外手間がかかります。
・お煮しめ - 和食全般にそうだが、それぞれの具材ごとに下処理がいる。それをしないと、出来上がった時に味がうまくまとまらない。和食が作業としては一番大変な気がする。
・松前漬け - これはお正月だけでなく作られていたが、とにかくスルメを細かく切るのが大変で(大きく切って叱られたりした)、手が痛くなった。
・伊達巻 - その昔手作りが出たことがあった気が。ただ、最近はもっぱら市販品。
・なます - 子供の頃すっぱいのが嫌いで、あまり好きではなかった。今はさっぱりするので大好きです。
・田作り - これもあまり好きではなくて、でも食べないと叱られるので無理矢理食べた記憶があります。
・干し柿 - なぜか必ず食べないといけないものだった。庭に渋柿の木があり、それを干して作ったりしていたこともあったが、いつからか買うのが普通になった(以前手作りしていたので、一応こちらに入れておく)。
買うもの
・お酒 - 元日の朝、乾杯します。最初は日本酒だったが、最近は赤ワインが多い。アルコールならなんでも良いのだと思う。お酒はほんの少しだけ飲んで、そのあとは緑茶がでました。お客様には瓶ビール。
・お刺身 - 元日にはお刺身もでる。これは、家例というより、単に父が刺身が好きなだけな気もする。
・かまぼこ - 紅白両方ないとダメ
いただくもの
・数の子 - 毎年お歳暮に数の子をいただいていて、それがお正月に登場していた。今年はお歳暮にいただかなくて登場しなかった…。
・神社でもらう落雁 - 神社でお札をいただくと、落雁がついてくるので、それを必ず食べていた。
これ以外にお餅関連も準備。
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