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浜松開誠館出身、熱血ファイターの決意【No.3:木下高彰】

自らも人見知りと語り、普段はクールなイメージですが、試合になると気持ちのこもったプレーと後方からの的確な声掛けでチームに勢いをもたらす木下選手。
様々なJクラブを渡り歩いてきた苦労人だからこそ感じてきたことを赤裸々に語ってもらいました。

【プロフィール】
名前:木下 高彰(きのした たかあき)
生年月日:1993年6月11日
ポジション:DF
経歴:浜松開誠館中学校→浜松開誠館高校→ジュビロ磐田→水戸ホーリーホック→福島ユナイテッドFC→藤枝MYFC→いわてグルージャ盛岡

-サッカーを始めたきっかけは?

幼稚園くらいにテレビで日本代表か何かの試合を見て、やってみたいなと思ったのがきっかけですね。
静岡生まれなんですけど、静岡はサッカーが盛んなので、物心つく前から触れてたんだと思います。自分は覚えてないですけど、小さい頃から親がボールをさわらせてたみたいです。

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-中学から浜松開誠館に入られてますが、どんな経緯で選んだのですか?

小学生の時に浜松開誠館のスクールに通っていて、そこで声をかけてもらって、浜松開誠館中学に進むことになりました。ジュビロのジュニアユースのセレクションを受けに行こうと思っていたんですが、開誠館から声をかけてもらったので、そのまま開誠館に行くことを選びました。

-高校の時にユースに出るか迷ったんですか?

高校サッカーを経験したかったので、ユースとかに出る選択肢はなくて、そのまま高校に上がりました。

-浜松開誠館高校はどんなチームだったんですか?

縦に早いサッカーで、攻撃も守備もかなり徹底されてるチームでした。練習は軍隊的な感じでしたね。(笑)
中高一貫校なので、中学からフィジカルトレーニングをやってました。かなり走り込んでましたね。
中三の時から高校の練習に混ぜてもらったりしていたので、そういう環境はすごくありがたかったなと思ってます。

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-高卒でジュビロに入ったわけですが、そこではどんな経験をしてきましたか?

ジュビロには4年間在籍したんですが、怪我が多くて、実質2年間くらいしかプレーできなかったので、リハビリの期間とかは悩んだりすることも多かったですね。
でも、自分が一番年下で、全員が先輩だったので、社会勉強をしている感じでしたね。色んなことを学べたのはすごくいい経験でした。

-そこから色んなクラブへの移籍を経験したと思いますが、新加入の時に意識していることってありますか?

性格が人見知りなので、加入してから2.3か月は毎回苦労してます。(笑)
周りとの連携がうまくいかなかったり、自分をうまく出せなかったりして、もどかしい期間が続く感じはありますね。

-ラインメールはどうでしたか?

前に一緒にプレーしたことのある萬代さんや阿渡さんがいたので、比較的スムーズにチームに入れました。
バンさん(萬代選手)が自分のことをいじってくれたおかげで、チームに馴染みやすかったです。

-色んなチームを経験してきた中で、強いチームの条件ってあったりしますか?

強いチームの条件かは分かりませんが、ジュビロがJ2からJ1に昇格したシーズンは、練習からすごい緊張感があって、これがプロの世界だなっていう空気を毎日感じていました。
色んなチームを経験しましたが、あの時が一番緊張感があった気がします。

-サッカーをしてきて一番の思い出に残ってる試合ってどんな試合でした?

高校の選手権の県予選で後半の残り10分くらいまで1-0で勝ってたんですけど、自分が与えてしまったPKで同点にされて、そのままPK戦で負けてしまった試合は、今でも忘れられないです。チームとしてまとまっていて、周りからも期待もされている中で、それを自分のファールで台無しにしてしまったので、すごい悔しくて今でも忘れられないです。

-その経験って今でも教訓として残ってたりするんですか?

1-0とかの接戦になっている時は、最後まで集中を切らさないように意識しますね。
それは選手権の経験があったおかげだと思ってます。

-今までのサッカー生活できつかった経験や挫折を教えてください。

これまでのプロ生活は、試合に出れないことも多かったので、そういう時は毎試合、結構きつかったです。でも、厳しい状況の中で自分と向き合うことができたので、人生の経験としてすごい良かったです。

-そういった時にモチベーションを維持する方法ってなんかありましたか?

ジュビロ時代の先輩に言われた「見てる人は見てる」という言葉を常に思い出しています。自主練で、自分のプレーの幅を広げられるように色んな事にチャレンジして、それを練習試合とかで活かせるように意識して取り組んでいました。
自分にチャンスが回ってきた時にそれを掴めるように準備とかアピールをするように心がけています。

-ここまでサッカーを続けてきて感じる、サッカーの魅力って何ですか?

自分と向き合うことが多いスポーツだと思うので、人として成長できるのはサッカーの魅力だと思います。
あと、サッカーによって出会いや信頼関係が生まれることも魅力だと思ってます。自分は周りの人の助けがあったからこそ、ここまで続けられていると思うので、そういったことを強く感じます。

-信頼関係を築くために意識していることはありますか?

人間的な部分が見えてこないと本当の信頼関係は築けないと思うので、それを引き出せるように意識してコミュニケーションは取るようにしています。

-サッカーのプレイ面についてもお聞きしたいんですが、自分の強みやプレーの特徴を教えてください。

気持ちっすね。全力でやってない自分には何の価値もないと思っているので、とにかく全力で戦うことは意識してます。その上で、ディフェンスなので、空中戦や球際、ビルドアップは日々磨いています。
あとは、味方が気持ちよくプレーできるような声掛けをするように意識してます。チーム全体が活気づいて雰囲気がよくなるので。
自分自身を奮い立たせる意味でも、常に声を出し続けることを心がけています。

-プライベートについても趣味とか休日の過ごし方を教えてください。

オフの日は、とにかく外出するようにしてます。観光地を回ったりするのは好きですね。今はコロナの影響でできないですが。

-誰と一緒に過ごすことが多いんですか?

廣瀬と一緒にいることは多いですね。あとは阿渡さんも結構一緒にいます。
コロナが流行する前に不老不死温泉は行きましたね。海のすぐそばに露天風呂があって、目の前全面が海みたいな感じで、すごかったです!

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(不老不死温泉で、阿渡選手・廣瀬選手と3人で撮った写真です。)

-家ではどんな感じで過ごすことが多いんですか?

NetflixとかAmazonプライムで映画とかドラマ見ることが多いです。
あとは、最近はギターの小っちゃいやつを買ったので、練習してます!
元々音楽が好きなので、自分も弾けるようになりたいなって思って、買っちゃいました。

-ファンの方へ伝えたいことはありますか?

おすすめのお店と観光地を教えてほしいです!
最近Instagramを始めて、積極的に更新していくつもりなので、見ていただけたら嬉しいです!(木下選手のInstagramはこちら

-最後に今シーズンの抱負を教えてください。

J3昇格するために、チームのためにできることを全力でやっていきたいと思っています。
失点しないように体を張ってゴールを守って、セットプレーでは点を取っていきたいです!
コロナでどうなるか分かりませんが、観客を入れて開催できることになったら、サポーターの方にもスタジアムに足を運んでいただき、ぜひ一緒に戦ってほしいなと思ってます。


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