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表現の灯を、消したくないから。Online Pop-Up Store「REING with」をオープンします

このたび、REINGのオンラインストア(https://store.reing.me/)にて、期間限定のオンライン・ポップアップストア『REING with(リング・ウィズ)』を開催することにしました。クリエイターやアーティストたちの自主制作作品をREINGがピックアップし販売代行します。作品の売上全額をクリエイター個人にお渡しすることで、新型コロナウイルスにより制限がかかる中での活動のサポートすることを目的とした活動です。2020年5月1日(金)より、販売を開始します。今後の状況によりプロジェクトの期間やセレクトの作品は随時アップデートしていけたらと考えています。

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REING(リング)は、「Every relationship is beautiful. 私たちが紡ぐ、すべての関係性は美しい」をフィロソフィーに、人のあり方や生き方が多様化していく現代において、多様な「個」のあり方とその意思を祝福し、二元論に囚われない表現を追求するCreative Studioです。同じ世界のあり方に共感するクリエイターや仲間たちとともに、新しい未来への問いかけをするような、プロダクト開発、コンテンツ/ 広告 /クリエイティブ制作を行なっています。

この社会には、既存の枠に囚われず自分らしい表現のあり方を模索し挑戦し続ける、クリエイターやアーティストがいます。これまでREINGでは、彼・彼女たちと共に多様な個のあり方について共に考え、対話することを通じて、様々なプロジェクトを行ってきました。

それぞれが日々の活動において生み出している表現や作品は、どれも現在の状況に関係なく素晴らしいもの。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に伴い、彼・彼女たちの活動は現在大幅に制限されています。例えば、モデルやフォトグラファーはリアルでの撮影やイベントがなくなってしまったために、ほとんどの仕事が失われている状況です。また、作品制作の傍、レッスン等で生計を成り立たせているアーティストは教室の再開見込みが立てられず、収入が激減してしまっています。私たちとして、少しでも何かサポートできることはないかとヒアリングをしたところ「創って届けたい物はあっても、販売のプラットフォームを持っていない。もしくは、現状況下で本業ではないため管理することが難しく運用が困難」という課題があることを知り、通常はREINGのオリジナルプロダクトを販売するオンラインストア(https://store.reing.me/)を、期間限定のオンライン・ポップアップストアという形にし、作品を取り扱うことにしました。それぞれの作品の売上は、全額をクリエイターにお渡しすることで、この状況下における活動のサポートができれば、と考えています。

5月1日(金)より作品を取り扱う、3名について、そしてそれぞれの作品紹介をします。

清水文太 / Bunta Shimizu


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清水文太 / 1997年12月1日生まれ。17歳の時スタイリストアシスタントや、海外誌・インディペンデントブランドなどのモデルを経験。「水曜日のカンパネラ」コムアイを中心としたライブスタイリングを担当しながら、アート展示やディレクションも手がける。ZINE制作、装苑やWEB媒体でのコラム執筆、音楽制作などのアーティストやライター活動でも知られ、バイイングした古着や生み出したオリジナルグッズなどを並べたポップアップストアも、開催の度に注目されている。大手企業のスタイリング・アートディレクション経験も多数。制作活動のみならず、SNSを通じた自身の価値観や、日々感じていることについて紡ぐ発信が、若者のみならず幅広い世代から支持を受けている。
Instagram: @bunta.r  Twitter: @0caloriefood

◆作品紹介◆

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ORIGINAL BAG / ORIGINAL SOCKS / ORIGINAL PUZZLE
これは初めてイラストレーターを触ったときに図形を配置したものをそのままグッズにしました。今、沢山の出来事が起こり、暗い空気になりがちだけど、新しいことを始めることで変わることがある、という気持ちで、初めて触ったソフトを使って描き出した図形の集合をモチーフにグッズを作った。いろんなことが循環して、近い未来、実になることがあることを信じて、ポストパンデミックを迎えたい。数年後、このグッズを見てどう思うのだろう、という気持ちを込めて。バッグは買い出しの時に、靴下は足が冷えたとき。パズルは、遊びたい時に使って!

イシヅカユウ / Yu Ishizuka

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イシヅカユウ / ファッションモデル。ファッションショー、スチール、ムービーなど、さまざまな分野で個性的な顔立ちと身のこなしを武器に活動中。また、体が男性として生まれながら女性のアイデンティティを持っているMtFでもあることから、最近ではテレビやラジオなどで意見や体験を発信するなど、活躍の場を広げている。
Instagram: @yu_ishizuka Twitter: @ishizukayu

◆作品紹介◆

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写真集「鳳」
イシヅカユウ初の写真集「鳳」。写真は全編台湾にて撮りおろしました。ローケーションのコーディネート、スタイリングなど、すべて自主制作の写真集です。手渡しでの販売が基本だったため、オンラインでの取り扱いは今回が初めてとなります。是非、ご覧ください。

林友深 / Hayashi Tomomi 

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林友深 / 絵描き・観察者。東京藝術大学美術研究科 先端芸術表現専攻卒業。(自己ー他者)(物質ー幻)(現実ー夢)といった内面と外界やイメージと現象、その境界線について関心を持ち制作。ミクロの視点とマクロの視点が同一の原理で視覚化されるよう心がけ、その瞬間の全てを表出し、物語を紡ぐようにイメージを連鎖させて描く。目標は「自我を越える」こと。
Instagram: @hayashitomomi_artworks

◆作品紹介◆

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Crescent Moon Cap
三日月のイラストが入った帽子です。うしろのベルトでサイズを調整できます。カラフルな刺繍が入っている贅沢なデザインになっています。カラーはピンクとブラックの2種類です。ピンクは雑誌「POPEYE(ポパイ)」に出てくるようなシンプルなコーデによく合います。男女問わず、身につけていただけます。うちのお父さんは頭がとっても大きく髪の毛の量が多いためギリギリ入りませんが、「ちょっと頭大きいんだよね」くらいの自負の方なら入ります。低学年くらいまでのお子さんもベルトを一番狭くするとちょうどよくかぶれますが、少しシワが入ります。年代問わず、どなたでも被っていただきたいという気持ちで、フリーサイズにしています。

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PICTURE BOOK「つまさきもじもじ」

第3回絵本出版賞 優秀賞受賞作品
作 あんのくるみ / 絵 はやしともみ

はずかしがりやのすーちゃんは
言いたいことが言えなくてもじもじ。
いつもこっそり自分のきもちを
つまさきに書いていました。

これは、ふしぎなつまさきのおはなしです。

言えなかったきもちはどこへいくのでしょう。
もじもじは勇気をまっているのかもしれません。

現在、コロナの影響は様々な所に及んでいるかと思います。命を守るために、最前線で活動してくださっている方々。仕組みや制度と向き合いながら、方針を検討し動き回ってくださっている方々。活動自粛の最中、現状と向き合いながら、新しい方法を模索している方々。それぞれが、それぞれの場所で闘っていることと思います。

家で過ごす時間が圧倒的に多くなり、新しいことを考えたり、現在の状況に気持ちが落ちたり、少し心が疲れてしまった、という方もいらっしゃるかもしれません。そんな時に気持ちが少し和らいだり、心が潤ったり。私たちは彼・彼女たちの作品や発信には、そんな力があると信じています。

今回私たちにできることはわずかですが、どうかご賛同いただけましたらここで紹介している作品たちに目を通していただき、彼・彼女たちの活動をサポートしていただけたら幸いです。

Online Pop-Up Store「REING with」
・販売期間:2020年5月1日〜7月30日
・販売場所:REING オンラインストア(https://store.reing.me/
・梱包発送:REINGより行われます

Writing : Asuka Otani(@aska28d), Yuri Abo(@abozon_jp









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