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自分自身が紡ぐ関係性を、祝福する指輪。REING Ring

あなたにとって、指輪とはどんな象徴でしょうか。

絆?お守り?ファッション?きっと一人一人その答えは異なっても、その人の「意思」が込められているものには変わりありません。REINGには「パートナーリング」というコンセプトで、自分自身が紡ぐ関係性を祝福する指輪が存在します。多様な関係性にインスピレーションを受けた4つの指輪は、REINGの前身であるプロジェクトから引き継がれ、それぞれに現在のREINGが掲げるフィロソフィー「Every relationship is beautiful.(私たちが紡ぐ、すべての関係性は美しい。)」を体現するストーリーを新たに吹き込みました。このリニューアルについてご紹介します。

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多様な「個」のあり方とその意思を祝福し、二元論に囚われない表現を追求するCreative Studioとして活動するREINGですが、元々は「指輪を通じ、パートナーシップのあり方を問い直すプロジェクト」としての活動が前身にあります。当時はRe.ingというブランド名で、「Every relationship is beautiful.(すべての関係性は、美しい。)」というコンセプトを掲げ、指輪を作っていました。

世界は様々な関係性で成り立っているのに、あらゆる表現やプロダクトが全く追いついていないのが現状。指輪というアイテムもまだまだ男女のステレオタイプが根強く表現されているものの一つです。

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当時も今も、結婚指輪の広告には男女のカップルばかりが起用され、それが幸せの象徴とされてきました。まさに「カップル=男女」「女性の幸せ=結婚」といった神話。パートナーシップには色々な形があり、必ずしも異性だったり1:1とは限らないのに。自分にとって大事な存在というのは人間だけでなく、漫画やアニメのキャラクター、ペット、実存しない存在をパートナーとされる人もいるのに。結婚することだけが幸福のかたちではないのに。

そういった、今はまだメインストリームには"普通"として表出されにくい関係性も、私たちは祝福したい、どんな関係性も美しいと認め合える社会を作りたいと強く思ったことがプロジェクト始動のきっかけでした。

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そこで、「ペアリング」ではない「パートナーリング」というプロダクトコンセプトで、多様な関係性にインスピレーションを受けた指輪を数々デザインしました。REINGが考えるパートナーシップは、関係性を必ずしも男女の二者と定義していません。「私」から始まる、自分らしい関係性。自分自身をパートナーとすること、他者をパートナーとすること、相手が同性だって複数人だって実存しない存在だっていい。自分が選んだ、大切な誰かや何かとの関わり合いこそが、これからの時代のパートナーシップだと考えるからです。

プロダクトコンセプトに込めた想いは昔も今も変わりませんが、ネーミングとストーリーを新たにしたことで、身に着ける人がより自分らしい意味付けをしてもらえたらと思います。そして、社会に存在する“普通”という見えない空気や社会や他者から貼られるラベルや二元論のイメージを乗り越えた「わたしらしさ」を紡ぐ表現の一端として、あなたに寄り添える指輪であれることを願っています。

Ribbon Ring(リボン・リング)

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Ribbon Ringは、「形にとらわれない、自分らしい関係性を大事にする指輪」

柔らかく、手で自在に曲げることのできる「錫(すず)」を素材としているため、サイズや体の特徴を問わずに身に付けることができます。モチーフのリボンは、それぞれの関係性を理解し支援することを意味します。

リングはゴールドとシルバーの2色があり、いずれも名前やメッセージを刻印することができます。

Keppan Ring(ケッパン・リング)

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Keppan Ringは、「血判状にインスパイアされた、自らの意思を刻む指輪。」

血判状とは、かつて武士が自らの決意表明のしるしとして、自らの指を切り署名や花押の上に流れ出た血を押したもの。そんな日本の歴史を着想源に、捺印した指紋の一部をデータ化したものをデザインとして施します。自分自身が選んだ関係性を誇り、その意思を刻む世界でひとつの指輪です。

1名〜最大5名までの指紋を刻印することができます。

Rainbow Ring(レインボー・リング)

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Rainbow Ringは、「それぞれが紡ぐ愛を祝福する、虹色の指輪。」

内側に輝くのは「人間の多様なあり方」を象徴するレインボー。アイリス(右)・ライラック(左)は、それぞれに異なるカラーを持ち、光の当たり具合によって様々な色合いに変化します。そしてこの2つの指輪が合わさる時、1つの虹が現れるさまを表現しました。

いずれも名前やメッセージを刻印することができます。

Due Ring(デュエ・リング)

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Due Ringは、「月と太陽のように、輝く2つの存在を繋げる指輪。」

ゴールド(フェアマインゴールド *フェアトレード認証ゴールド)とプラチナが交差した2つの輪が重なると、1つの指輪となるデザインです。その形状は、それぞれに独立して輝く2つの存在が1つに重なることで、さらに輝きを増す姿を象徴しています。

ゴールドもしくはプラチナのいずれかの面に、名前やメッセージを刻印することができます。


Writer:Yuri Abo

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