TwiFuckerが開発終了になった経緯について
前回の記事にてリポジトリがアーカイブ化もとい開発終了の件を書きました。何故このような経緯になったのか、開発者にTelegramでやり取りをしたのでした。
何でリポジトリをアーカイブ化したのか?
開発を続行する事で事の発端になっていた物が無断でソースを利用し続けるという問題があったからです。TwiFuckerはオープンソースなのでソースを使用すれば自由にやり放題です。同時に開発を続けていれば、この事情を知らないでそれを使うユーザーがいる問題もある事も理由の一つとなったのでした。
何で激怒したのか?
事の発端になった物の開発者が「TwiFuckerを使用している旨をクレジットに記載していなかった事」や「ソースコードを改変して文字列を変更していた事」や「あたかも自分が開発をしている機能のように振舞っている造りにしていた」のが理由です。後にクレジットを記載したそうですが、作者は「これがクレジット?ははっ…笑わせてくれるね」と呆れているレベルでした。
騒動が起きる前から作者はソースを使っていた事とクレジットの件は半年間耐えていた
この行為をやめてくれるはずと願っていましたが、それは叶う事は一切なく平然とリリースをしていたので怒りは増すばかりだったようです。その結果限界となり騒動に発展しました。
TwiFuckerに改ざん防止を入れる事を視野に入れてたが手遅れだった
作者は改ざん防止として難読化させる事を視野に入れていたのですが、ソースを公開していたので手遅れの状態でした。フォークをしていれば誰でも自由にやれてしまう状態なのでした。
ライセンスに関する設定をしっかりと定めていなかった
作者曰く、ライセンス廻りの設定をしっかりと定めていなかった事(No License)を後悔していました。これをしていればこの事態も上手く解決もしくは回避できていたかもしれません。
「新たなプロジェクトでやったらどうか?」と訊いてみた
「ライセンスをしっかりと定めて新たにプロジェクトをやったらどうか?」と提案をしましたが、本人はもうやる気が完全に消失しているのか「新たなプロジェクトを立てるつもりはない」と断言していました。それ程疲弊してしまったのだろうと察したので、これ以上は訊かないでおこうと思ったのでした。
結果
新たなプロジェクトを立てる存在がいない限りは、リリースされる事はないだろうと言う結果でした。「この騒動が上手く収まっていればと思う気持ち」と「開発に一応関わってた事が楽しかったよ」というメッセージをNullptrとJs0nに贈ります。日に日に改悪されている「Twitter」いや、「X」を救う救世主として活躍していた事にも感謝しています。
…最後にFuck AeroSoft Studio.