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1000日分の9稲垣吾郎。舞台は生もの。

引き続き、本日も17時からオンラインで朗読劇をライブ観劇。
昨日のオンラインチケットは、8月16日(日)23:50までアーカイブで何度でも視聴できるので、同じ演目の、昨日の朗読劇なら何度でも観られるのだけれど。

それでも、今日の分を改めて買いました。
私は舞台に詳しくはないし、劇場に足を運ぶようになったのもここ数年だけれど、同じ舞台を何度か観ることで、改めてそれが”生もの”であることを感じ、それを何度も味わいたいと思ったから。

もちろん、会期中ストーリーは同じだけれど、何度観てもワクワクするのは、本や映画と違って、舞台は生きた人間によって作られ、必ずその日その日で少しずつ変わるところがあるから。
同じ場所、同じストーリー、同じ演者。なのに何かが違う。
それってなんだか不思議なものだなぁと思う。
そして、それは今、ここに生きていないと叶わないこと。
これも一つの出会いで、そのことに感謝だなぁ…と日々思っています。

朗読劇は相変わらず素晴らしく。
昨日は悲しい場面や苦しい気持ちなどに胸がぎゅっとなったけれど、今日は、その中でも少しずつ心に溜まった澱を洗い流し、再生していく”りえさん”の姿に、それを叶えたのは”水縞くん”であるという事実に、とても心が動きました。

今回は、ソーシャルディスタンスを保つため、恐らく距離感や立ち位置なども工夫されていたのだろうと思うのですが、舞台上でのその距離が、届きそうで届かない”りえさん”と”水縞くん”の関係を表しているようで、切なさが募りました。

”りえさん”が、好きなものをひとつずつ拾い集めて作った「カフェ マーニ」は、”僕とりえさん”の場所ではなく、”りえさんの場所”だと”水縞くん”は悲しそうに言うけれど。
その場所をつくるために、”水縞くん”はなくてはならない人だったと言うこと、”りえさん”が好きなものを集めてつくった、ということは、その大事な大事なものの中に”水縞くん”がちゃんと存在しているということを、水縞くんに伝えてあげたい…と思いました。

本日も安定の大号泣でしたが、観劇の後はなんだかスッキリ。
今日はぐっすり眠れそうな気がします。

実はたまたま、少し前に書いて、下書きに残っていたnoteをUPしました。

ちょうど自分の中の「好き」「嫌い」を大事にしたい、という内容のもので、今回の朗読劇の内容と近くて、自分で読み直してちょっと驚きました。

これは、以前から考えていて、フリーランスになってからより意識をするようになったこと。

自治体や地元企業からの依頼で、「地域で活躍している人」「好きを仕事にしている人」「起業した人」といった方々に取材をする機会も多く、そのたびに『こだわりの強さ』と『好きなことを大切にする』ということを強く感じるようになりました。

そういう方々は、「あれが大変」「これが大変」というようなことは全然言わなくて、というかむしろ本当にそうは思っていないというか。

↑8月は1ヶ月夏休み中の「花屋マウンテン」さん。

↑器屋さんだけど、インスタ見てるとすごくおなかがすいちゃう「フランジパニ」さん。

などなど、取材させていただいた方々は、自分の好きなことを大切に生きていて。
リスクがないわけはないし、楽してできるものでもないけれど、皆さん本当に楽しそうで、取材の後こちらまで元気になれるような方々ばかり。

人にはいろんな事情があるけれど、どうか、自分の「好き」「嫌い」を大切に、自分を大切にしてもらえたらいいなぁ、と思います。

明日は、お友達のカフェでおいしいコーヒーとご飯いただこうかな。

朗読劇のオンラインチケットは8/16(日)22:00まで購入可です。ご興味のある方はぜひぜひ。


サポートありがとうございます。これからもコツコツがんばります。