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1000日分の317稲垣吾郎。続けていればきっと。

2021年に、草彅剛くんが映画『ミッドナイトスワン』で第44回日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞したとき。
「続けていれば、いいことあるんだなって思いました」とコメントしていて。
大手事務所にいるころから、いろいろな理不尽に負けることなく活躍の場を広げ、さらに大手事務所を退所した後、業界の悪しき慣例で「干される」状況になることを覚悟しながら、それでも芸能という世界で踏ん張ってくれたことを思い、涙しました。

きっと、大人になって、自分が仕事をする立場になったら分かると思うんですよ。
例えば、新卒で入社した会社で、定年まで勤めあげることがどれだけ大変なことなのか。
私は社会人デビューして2ヶ月で、ストレスで十二指腸潰瘍になり会社から病院に運ばれ、そのまま1週間絶対安静の診断を受けたヤツですからね…
もちろん、我慢して病気になっちゃっうよりは、、さっさと次のステージに向かうほうが断然いいとは思います。
けれど、自分で決めた「何かを続ける」ということも、困難ながらとても価値のあることで。
【継続は力なり】って本当にそうだな…、と飽きっぽい私は思うのです。

つよぽんの話を思い出したのは、先日、吾郎さんが出演するNHKのBSドラマ『風よ あらしよ』のお話を聞いたから。
村山由佳先生原作の『風よ あらしよ』は、昭和の時代、女性活動家として活躍した伊藤野枝の人生を描いたお話。

伊藤野枝を吉高由里子さんが、吾郎さんは野枝の最初の配偶者、辻潤を演じます。
こちらはNHK BS8Kにて2022年3月31日(木)の19時〜21時放送予定。
おそらく(私を含め周りもほとんど)8Kとは何ぞや!?的な方が多いと思いますが、BSプレミアム、BS4Kにて2022年秋に放送予定です。
つまりはほとんどの方が秋まで待たねばならぬという…
NHKさん、これを機会に8K始めてくれるスマヲタを狙っているとしか思えないこの仕様ですが、来月から『ワルイコあつまれ』のレギュラーも決定していることだし、そこは目をつぶりましょう…

さて。そのドラマ『風よ あらしよ』なのですが、なんと監督の柳川強さんは、吾郎さんの初出演連続ドラマ、NHKの朝ドラ『青春家族』のときの助監督さんなんだそう!!

これ、30年以上前のお話ですよ…。
監督ご自身もツイートされてますが、再開したとき、現場で当時のお話などもされたそう。

これって、吾郎さんも、監督も、お互いがその世界で頑張って続けてきたからまた会えたんだなあと。
どちらかが辞めていたら、この出会いはなかったはずなので、感慨深いです。
彼らが生きていて、そこで踏ん張ってくれているからこそ、私たちは「応援する」という楽しみを持つことができる。
2017年以降、吾郎さんのことをもしかすると応援できなくなるかもしれない、という絶望を味わったからこそ、「続ける」という選択をしてくれた彼らに本当に感謝しているし、「応援できる」という幸せを毎日噛みしめています。
今日もそこにいてくれて、本当にありがとう。
おかげさまで、毎日を楽しみながら過ごせています。

監督とお話したよ~というトークは、吾郎さんの文化放送のラジオ『編集長稲垣吾郎』3月16日放送の回で聴くことができます。
お聴き逃しの方は1週間以内にぜひ。



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