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1000分の20稲垣吾郎。変態的好意の需要。

先日、車好き界隈では有名な「変態的車好き」として知られている、とモータージャーナリストの河西啓介さんから言われ、なぜか嬉しそうだった稲垣吾郎さん。

しかし、未だ自動車メーカーさんのCMには起用されたことがありません。
(もし私の認識不足でしたらご存じの方お知らせくださいませませ)

ぐぐっと過去に遡り、グループ全体では航空会社のCM、中居くんは三菱自動車、つよぽん(草彅剛さん)はTOYOTAレンタカー、香取慎吾くんは事務所を退所後もBMWのCMに。

そして車のCMと言えばやっぱりあの方。
昨日からネットでザワザワしてましたが、本日NISSANの新しいブランドアンバサダーとして、木村拓哉さんが起用されたことがYouTubeのライブ配信で発表されました。

木村拓哉さんはRAV4など、かなり若い頃からTOYOTAのCMに起用され、CALLORAシリーズでもキャラになっていたので、あのメーカーのイメージが強い。

しかも、『やっちゃえ、NISSAN』は前回の矢沢永吉さんのCMの印象が残っている方も多いはず。

どちらも、敢えて、というところでしょうか。
今回も、製作は同じ方が入っていらっしゃるんでしょうかね。

メインキャッチが同じでも、今、企業の置かれている環境が全く変わっていると、CMから受ける印象も変わってくるのが面白い。
確かに既視感があって、めっちゃ新しい!という感じはしないけれど、やんちゃな大人の余裕を感じる矢沢バージョンよりも、”逆境から這い上がってくる感”が強い。
それが、【今の木村拓哉】を起用する理由か。

CMを見て、スマヲタさんの中には、企業名をグループ名に脳内変換して、気持ちを高ぶらせている方々も少なくない。

製作側が、意識してないわけないでしょ、そりゃ。

しかし、こういう現象を見ていると、人間って面白いなと思う。
がっちり狙ってきてること、狙いがヒットすること、(よくも悪くも)狙ってないのにまさかのところに当たること、数字や過去分析だけでは計り知れないこともたくさんあって、ひとつの要因から派生して変化していく様はなかなか不思議なものだ。

どんなブランドイメージを与えたいか、で言うと、うん、吾郎さんはちょっと使いづらいか…
過去のあれこれどうとかっていうことじゃなくても、狙いがなぁ。
木村くん曰く、「冗談みたいな生活」している人だから、ユーザーの共感を得にくいか。

あ!でも今、自動運転推してるから、スマートにサポートしてくれる”車の妖精”的なのはどうだろう。
ペーパードライバー歴20年以上の私からすると、そんな妖精いたらお任せしたいよ。ほんと。
だけど坂道発進の時、ダーティーハリーばりに飛び出る私は、きっと運転はしないほうがいいだろう。
吾郎さん、これからも私が奉仕できる分野で活躍していただけるよう、よろしくお願いします。

サポートありがとうございます。これからもコツコツがんばります。