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別れさせ屋の心理学⑭-目は口ほどに物を言う-

別れさせ屋の心理学第14回は目は口ほどに物を言うというテーマでお話させていただきます。

今回のテクニックは会話の中で相手に質問したときの目線を確認することで、心理状態を読むことができるというものです。目線の位置と心理状態、シチュエーションの例をあげながら説明していきますね。

①水平より上の場合
過去の記憶を思い出すとき、目線は水平よりも上にいきます。
「Aちゃん昨日の晩ごはんは何を食べた?」
「昨日は友達と中華料理を食べに行ったよ」

このように既に回答(=事実)が存在していて、それを引き出そうとするときは目線が上を向きます。


②水平の場合
何かを考えている場合は、目線は水平であることが多いです。
「じゃあ、その友達とごはんを食べに行ってなかったら、何を食べてた?」
「う~ん、家にあるもので何か作って食べたかな。最近いろんなところで食べ過ぎてたからサラダとか」

あらかじめ回答が用意されてなくて、今この瞬間に回答を考えて作っている場合が該当しますね。

③水平よりも下の場合
何かを感じているときに、目線は水平よりも下にいくことが多くなります。
「そのサラダってどんなの?シャキシャキした感じ?しっとりした感じ?」
「なにそれwそんなふうに考えてなかったな。シャキシャキでもないし、しっとりでもないし」

この質問に対しての回答は、あらかじめ用意されたものではないし、考えても答えが出るものではありません。今この瞬間にサラダの食感を想像しながら感じながらじゃないと答えられませんよね。こういった感情に結びつくような質問に答えようとするときに、目線が下を向くのです。


目線で相手の心理が読めたから何なの?と思われる方もいらっしゃるでしょう。ここでのポイントは相手があなたに心を開いているかどうかを知ることができるということです。

同じ回答がない質問に答える場合でも、「考える」場合は目線が水平、「想像する、感じる」場合は水平より下。人はリラックスして相手に心を開いているほど感情領域の方が活発になるので、会話の中で目線が下にいく頻度が高いほど相手が心を開いていることになります。

目線が水平のほうが多い場合は、まだ緊張して心を開いていないとか、あなたの話に社交辞令的に話を合わせているなどが想像できます。

目線で相手のことがわかるっておもしろいですよね。


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