別れさせ屋の心理学⑬-コールドリーディングのすゝめ-

別れさせ屋の心理学第13回のテーマは【コールドリーディングのすゝめ】とにいうタイトルでお話させていただきます。

みなさんはコールドリーディングという言葉を聞いたことがありますか？

インチキ占い師とかニセ霊能力者が使うテクニックなんですが、何気ない会話の中から相手の情報を聞き出して、あたかも「あなたのことを知っていると思わせる話術」のことです。ちなみに事前にあなたのことを調べておいて、占いや超能力で相手のことを言い当てたように見せかける手法をホットリーディングといいます、これも詐欺師が使う手段です。

コールドリーディングって、そんなに難しくない割に効果が大きいんですよ。タネ明かしされると、え？そんなこと？？と感じます。コミュニケーションを楽しむために知っていて損はないテクニックなので、ぜひ覚えてください。

なお、ホットリーディングは友達に協力してもらえば簡単にできますので割愛しますね。

それでは、コールドリーディングのひとつ「サトルクエスチョン」を使って誕生日を聞き出してみましょう。

誰かの誕生日を知りたかったら、「誕生日っていつ？」なんてストレートに聞いていませんか？友達だったらいいけど、気になっている異性の誕生日を聞き出すときは言いにくいですよね。相手からしてみれば、なんで誕生日を聞くのかな？と疑問に思うはずです。

そこでコールドリーディングのテクニックを使います。人は間違ったことを言われると、それを訂正したくなります。この心理を利用して情報を引き出すのです。

「Aさんって、双子座じゃない？」
「違うよ、天秤座」
「そうなんだ、なんか意外。双子座でも終わりのほうじゃない？」
「そうそう！6/20なんだ、なんでそう思ったの？」

こんな感じです。まずは当てずっぽうに言ってみる。当たったらラッキーで相手が驚くから効果抜群だし、間違っていたら相手は訂正したくなるので自分の情報を出してしまう。

さらに双子座でも終わりのほうじゃない？のような意味深な言い方をするのは、相手の意識を誕生日からズラすことが目的です。「誕生日はいつ？」なんて聞いたら相手は警戒しますが、聞いていないことには警戒できません。だから、警戒心がゆるんでつい口にしたくなってしまうのです。

誕生日をネタにする場合は、会話が続くように12星座の性格なんてこと知っておいたほうがいいかな。

わざと間違えることで、相手に訂正させて情報を引き出す。少し練習すればできそうじゃないですか？応用すれば、相手の予定を聞き出してデートに誘うことも、仕事で使うこともできるのでオススメですよ。

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