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「罪と罰」はロシアの文豪ドフトエフスキーが執筆した長編小説ですね。今回のお話はこの小説とは一切関係ありません。お伝えしたいことがちょうどぴったりハマったので使わせていただきました。

今回、お話ししたいと考えたのは「個性」についてです。

個性とは「その人特有の性質、性格」「個人の特性」のことですよね。

「個性的であるべき」「個性を伸ばすべき」「個性的であることはいいこと」と言われますが、本当にそうでしょうか。

たしかに、その人だけのユニークな才能は社会に出たときに武器になるでしょう。ですが、強すぎる個性は諸刃の剣になってしまうのではないでしょうか。

つまり「伸ばして良い個性」と「伸ばすべきではない個性」があるということですね。

唯一無二の個性でも、社会から拒否されるような個性であったり、お金を生み出すことに繋がらない個性であれば、個性を伸ばすことがマイナスに働く場合がありますよね。

企業の入社式で登壇している人が話している時に、大声で自分の主張を始める人がいたらどうでしょうか。これほど個性的な人はいないですよね

ですが、社会からは歓迎されません

世の中でとりあげられる「個性的な成功した人」は、まわりに合わせながら自分の能力を調整して出しているのです。大事なのは「人に合わせる能力」です。

このことを理解しないで「個性を伸ばすべき」という人は無責任です。その言葉を信じて個性を伸ばす努力をした人が将来どうなるのかまで考えた上での発言ができているのでしょうか。

また人間社会で全員が個性的になってしまったら、他人の迷惑など意に介さない人が増えてしまうのではないでしょうか。

個性を伸ばすべき」という言葉は、その人の個性を見極めた上で責任を持って発言するべきで、それを理解していない人が言う「個性を伸ばすべき」は「」だし、それを真に受けて社会から歓迎されない個性を伸ばすことは」を受けているのと同じです。

誰かに言われた言葉をそのまま信じるのではなく、自ら考えて判断する力は大事ですね。

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