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30歳の新入社員記録

4/1に入社して初めて1週間働いて、土日を迎えた。私の仕事は、人材紹介でのコンサルティング営業職なのだが、知識経験ゼロのため、CA/RAの両面型の中でも現在はCAに特化している。初日は、社内のシステムの使い方やKPI(指標)をなんとなく教わったり、研修動画を見たりして、夕方から歓迎会というゆとりスケジュールだったのだが、さすがは2期目のベンチャーなので「週明けから面談やってもらうね!」ということで、月曜朝10:00の初っ端から、学生との面談をやることになった。w

一番ヤバいのはCA(キャリアアドバイザー・学生側)の私が、当時就活をしたことがないという事実である・・・ESを書いたことがないのでその大変さがわかってあげられない。(今はわかってきた)

正直「まずやってみなさい」には慣れてるのでその動揺はなく、接客やセミナー講師していたので人あたり良く話すこともできるのだが、学生にそれなりに企業をご紹介して興味を持ってもらう必要があるので、最初の土日は企業研究で説明動画を見まくった。

1週間、オンラインの面談を午前中・夜に詰め込み、間は学生管理と企業研究、資料の作成等々して、あっという間に金曜日夜の面談が終わった。最初にかなり時間がかかっていた学生管理のシステムが、だいぶ使いこなせるようになってきた。(私はパソコンはそこまで得意でない)

仕事は個人情報の山、企業の内部情報の山なので、あんまり細かいことはここには書けないのだが、新卒採用している会社の企業努力が凄まじいことは心底理解できた。

前職では全員中途採用で、新卒採用してみたいなーと思いつつ、そのフェーズまで行くことが出来なかった。そして、新卒採用の価値の高さも理解できなかったと思う。企業レベルとして一段階上がる、そんなイメージしか持ててなかった。

今のうちの会社も来期から新卒採用に向けてゴリゴリ面談中だが(社長が)言葉を選ばず言うと「お荷物になりかねない新卒」の中から、「活躍できそうだと期待できる」原石を見つけ出し、そこからさらに大手や同業他社の魅力に打ち勝って、内定承諾してもらう。この工程の多さと、現在すべてオンライン面談(初回から対面面談の企業はほぼない)で、感情も伝わりにくい中で、なかなか至難の業だと本当に思う。

まさに私が前々回の記事で書いたように、恋愛にも近しいものがあって、タイミングもズレると、相性は合うけど、他企業に行かれてしまうなんてことはざらにある。そこを、私たち人材紹介が仲介して、企業の味方になるのだ。

今のところ、RA(リクルーティングアドバイザー・企業側)の仕事は着手出来てないので、私自身何が向いてる向いてない、正直わからないし、このnoteも誰向けに発信しようかなとまだ色々方向性決めてないのだが、せっかく若くして社長をやったので、他企業の経営のお手伝いができるレベルまでは最低限成長したい。

学生の面談は月に60ぐらい行う予定だが(先輩が役員なので参考値ないw)レベル感はピンキリで、塾講師の仕事に少し似ている。学歴が良くなくても、熱い思いを思っている子もいるし、たどたどしい話し方しかできなくても、可愛がられる才能を持っている子もいる。「ガツガツやりたい稼ぎたい」と言いながら、福利厚生をめっちゃ気にしてたりして、言ってることに整合性がないところも含めて、かわいい。w

オンラインであっても一人一人の長所を見つけてヒアリングをきちんとしてあげるのは前職のエステのカウンセラーと同じなので、決められた時間の中で質を上げていく所存。

今やっていることが来月~再来月に結果として出てくるので、学生と企業と一緒にまずスタートからゴールまでを勉強させてもらいます。即実践させてもらえる環境、ありがたいな。

オンラインの日々は「待機する」という無駄な時間がなく、移動せずに、全国の学生や企業とやりとりできるので、その世界の広がり方もスピード感も、個人的には好きになれたのでよかったです。

今日も、明日からの仕事に向けて自主学習して、採用の理解を深めようと思います。早く、キャリア15年の社長に能力的に追いついて、事業責任者を任せてもらうのが私の密やかな企みです。。(社長は知ってるけどw)

応援してくれる家族や彼などの近しい人々や、メールの使い方やショートカットキーのやり方を教えてくれるアシスタントの方々など、みんなに感謝の気持ちを忘れずに、上を目指して頑張りたいです。では、また書きます。


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