【なつめれいなの演芸コラム】第2回 2代林家三平師匠、お疲れさまでした
こんばんは。
LGBTQライターのなつめれいなです。
昨日放送分の笑点で、年内で2代林家三平師匠がいったん番組を離れることを発表しました。初出演は、6代目司会の春風亭昇太師匠が司会に就任したのとほぼ同時期だったので、5年半と少し出ていたことになるわけです。
決して悪い回答者ではなかった
ネット上では、「三平はつまらない」と言われることも多かったのは確かです。しかし、私はそんなに悪いとは思っていませんでした。
ただ、ちょっと馴染みきれていなかったのかなとは、感じられました。
キャラが確立しきれなかった
どうして、三平師匠があれだけ批判されたのかというと、やはりキャラが確立しきれなかったという点があるでしょう。
皆さんもご存知のとおり、笑点の回答者は回答者ごとにキャラ付けがされています。
●三遊亭小遊三師匠 泥棒、スケベ
●三遊亭好楽師匠 スベリ ドヤ顔
●林家木久扇師匠 おバカ 思いついていないのに挙手する
●三遊亭円楽師匠 インテリ 腹黒
●林家たい平師匠 元気 座布団運びの山田隆夫さんイジリ
三平師匠は、海老名家ネタや嫁さんネタの回答をしていました。その他にも、頭の良さを感じさせるような回答もありましたが、なかなか評価につなげられませんでした。
マジメすぎるがゆえに……
三平師匠を見ていると、かなり真面目な性格なのかと思います。
笑いにマジメすぎるがゆえに、ネット上で聞かれる声に敏感に反応してしまったのかもしれませんね。
心労か少し痩せたように
昨日の挨拶を見ていると、心なしか頬がコケているように見えたのが、少し気になったのは、私だけではないでしょう。
病気療養でなければいいと思います。
落語に精進していたら、どこかでまたお声がかかる可能性もあるはずです。これからもしっかりと精進して、またあの舞台で回答する三平師匠を見たいと思います。
最後に
来週12月26日放送分をもって、いったん番組を離れられる三平師匠。
本当にお疲れさまでした。
今回の笑点で得たものを、今後の高座などに活かして頑張ってください。
応援しています。
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