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『変化』の前に変化せよ(102日目)


こんにちは、いつも使っているカフェの室内温度が前よりも全然低くて、わざと長居させないようにしてるんじゃないかと疑ってかかっていると同時に手足がキンキンに冷えているれいなです。


本日は、変化に気付く前に準備をすることが大切ということについて話そうと思います。

みなさん、『易経』という本を知っていますか?

『易経』は、古代中国の書物。完成したのは約3500年前ということで、日本だと縄文時代と同じ時期です。現代の、占いや風水のもとになっているものなのですが、まったくもって疑わしい物でもまやかしでもなく、れっきとした学問です。

陰と陽という考えとして多くの人が知っているんじゃないでしょうか?



今日はこの易経の歴史を長々と語るわけではなく、その中の一部である『変化』について書こうと思います。
易経には森羅万象の変化の法則が書かれていて、「すべては同じ法則性をもって変化していくんだよー」と教えています。


そして、易経をきちんと読んで理解したら、これから起こるであろう変化を察することができるようになり、未来がどうなるのか、そのためには、今何をすればいいかも見えてくるようになるんだよーと、

易経を読んだことない人からするとなんとも胡散臭い話を今私がしているわけですが、

易経を読んでる読んでないに関わらず、変化を察し、臨機応変に対応する能力というのは現代において最も重要な能力の1つなんじゃないかなと思います。


まず、変化を察するという部分。
これに関しては、私たちは占い師ではないので水晶玉を通して未来を見ることなどできません。私たちに唯一できるのは、過去と現在の世の中の流れを知ること。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉はドイツ初代宰相のビスマルクが語ったとされていますが、この言葉にあるように過去の歴史に学ぶことは多くあります。

全く同じ出来事は2度と起こりませんが、似たような出来事は何度も起こるのがこの世界です。
過去の事例をしっかりと学び理解した上で、普遍化し、現代に当てはめてみる。
そしてこれから起こる可能性のある出来事を察するor予測する。

これをやるかやらないかで、急に大きな変化が起こった時の対応力が変わってくると思います。

臨機応変に対応する能力というのもここに繋がっていきます。過去の事例があれば、こうなった時はこうしようという準備を事前にすることができます。

今回のコロナは、誰も予測できない世界的な出来事でした。しかし、ウイルスが世界を壊すという事実は予測できなくても、売り上げが急激に落ちる『緊急事態』が起こるかもしれないと予測し、準備をしておくことは出来たと思います。


易経の中には、皆が変化に気づいたときに変化するのではもう遅いといった事も書かれています。
確かにそうですよね、皆がコロナやばいかもしれないと思ったときに、やばいやばい緊急事態だどうしようってパニックになっても手遅れです。


緊急事態が起こった時の事を前もって準備しておいた人や会社だけが、この未曾有の事態の最前線に立ち、スピード感をもって対応していきました。



ひとつだけ、
今話した事を例え話でさせてください。

『冬至』は12月21日です。冬至は太陽が1年で一番日本を照らす時間が短い日で、その日を境に昼の時間がどんどん延びていき、春に向かっていきます。

しかし、冬至の日に「ああ、これから春がやってくるなぁ」としみじみ感じる人はいないと思います。だって1月2月と言うクソ寒い日々が待っているからです。

でも、春に向かう『変化』は冬至の日から既に始まっているのです。その変化にいち早く気づき、「種」を準備している人は、春の訪れと同時にその種を一斉に蒔きます。そして夏には満開の花を咲かせる。

逆に春の季節になり緑が見え始めたくらいで、やばい!もう春だ!となってから種を準備する人は、1番花が成長する時期を逃し、日が短くなっていく頃にやっと芽を出します。

冬至の日に春の訪れを察した人と、周りが変わり始めてから動き出す人。どちらが先にたくさんの花を咲かせるかは一目瞭然です。


私たちの中で春という言葉は良いイメージですが、危機や急激な変化も春と捉えれば、
最初に話していた事がすこしわかりやすくなるのではないでしょうか。




ということで、とりあえず、学びって超大事なんだよ、歴史や現代に学んで未来を予測した上で準備する事が大切なんだよって事でした!



以上、本日はここまでです!
ああ、また35分だ。くそう。明日こそは30分以内に書くぞ。

今日寒すぎでしょうほんとにもう冬やだ、はやく春の準備をしよう。

最後まで読んでいただきありがとうございました!