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【体験談】適応障害になった私が、フロントエンドエンジニアになるまで

皆さん、「適応障害」って知っていますか?

適応障害とは鬱病や、パニック障害などと同じ、心の病気の一つです。
私は今の仕事になる前に適応障害と診断され、半年間休職をしていました。
満員電車に乗れなくなり…玄関から動けなくなり…ベッドの中から出られなくなり…などなど

今回は第一弾として、
「適応障害を軽減させるためにしたこと」
をまとめてみました。

参考になれば幸いです。

私の適応障害時の症状

適応障害は人によって症状が様々です。
私の場合は、次のような症状でした。

・通勤時間に玄関に立つと、出社でなくても動けなくなる
 (昼過ぎとかは大丈夫)
・何事にも無気力
・ベッドから動けず、寝れず、毎日号泣
・生きている意味とは?と自問自答
・仕事をしていない自分が情けないと、自分を貶し続ける
・スーツ姿の人を見るとパニックに
・満員電車に乗るとパニックに
・カロリーメイト恐怖症→未だに食べられない

カロリーメイトはガチでまだ食べられません。
激務の時、毎朝咥えて客先に行ってました。トラウマです。

回復するためにしたこと

・お散歩(12:00〜)
・精神病院に通院
・周りに「適応障害」だと伝える
・メンタルヘルス系のブログ、本を読む
・過去の自分と向き合う

などです。

とくに一番助けになったのは、以下の2つです。
周りに「適応障害」だと伝える
過去の自分と向き合う

周りに「適応障害」だと伝える
とにかく自分の話を少しでも聞いてくれる人全員に話しました。
例えば、家族、恋人、友人、知人など…

適応障害になる人の多くは、責任感が強く、真面目すぎる人が多いため、「適応障害になる自分なんて最悪。人として負け組」と思ってしまうほど、
悲観的になりやすいです。
そのため、なかなか周りに言えない人が多いです。

でも、同じ病気を経験している人は意外と周りにいるんですよね。
周りに伝えることでそれに気付き、悲観的な気持ちが徐々に薄れてきます。

過去の自分と向き合う
これは今でもやっていることです。
まず下の流れで自分の気持ちを分析しました。

・小学校〜現在で辛かったことを洗い出す
・辛い時の傾向を分析する
・家庭間環境との関連性を洗い出す
・適応障害になるきっかけがどれだったか探る
・これからどうしたいかを、過去と比較して自問自答する

分析を何度もしていくと、段々と自分の意思が芽生えてきます。
過去こういった状態だったから、こんな性格になった。でも、私はこういう人になりたい。こんな環境はいやだ、こんな環境が良い。など。
『現状』と『理想』が生まれ、適応障害になった原因に気づくこともできます。

まとめ

適応障害時は、所属している環境の暗黙の了解のような、
よくわからない文化に犯されていきます。
例えば、残業は当たり前。できる人が周りをサポートする。まかされた仕事は全力投球。有給は基本体調不良のときに消化、予定休はなし。など。

その自分にとっての「悪い文化」を断ち切ることが大事です。

やり方は色々あると思いますが、
まずは自分に合った自分との向き合い方を見つけてください。
適応障害に悩んでいる人のヒントに少しでもなればと思います。

次回は
「適応障害を軽減してから、未経験からフロントエンドエンジニアになるまでしたこと」
をまてめる予定です。

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