見出し画像

開催レポート9「こんなお仕事あるよ~教育旅行編~」

こんにちは。れいこう麗澤会では1月16日〜20日にかけ、オンラインキャリアトークという無料のキャリアイベントを実施しています。今回は1月18日(月)に実施した「こんなお仕事あるよ~教育旅行編~」の開催レポートをお送りします。なおこのレポートは大学生サポーターの<クボトモナ>さんが執筆してくれました!

講師紹介 

木村 奈々さん

(株)アサヒトラベルイインターナショナル
にて約10年、教育旅行の企画・営業・添乗を担当。約20ヶ国に添乗。
高校生の時に参加したカナダ研修がきっかけとなり、海外教育旅行に関わりたい!と英語赤点から高2で進路変更。大学在学中にも再びカナダへ。大学では英語教育と社会言語学を専攻。
海外で何か素敵!と思うとすぐ生徒さんにも体験してもらいたくなり、プログラムを企画。クリスマス好きが講じ、海外のクリスマスを色んな人に体験してほしいとプログラムを拡大し、今では毎年100人を越えるプログラムに。

話の内容

教育旅行って…?

教育旅行とは旅行業の中でも教育を目的とした形の旅行。
アサヒトラベルのカンパニーフィロソフィーとして「学ぶ旅行を通じて異文化理解の架け橋に」というものがある。実体験でしか得ることのできない学び、経験をしてほしい。
アサヒトラベルでは
・学校主催の修学旅行:受注型企画旅行
・アサヒ主催の研修旅行:募集型企画旅行
・個人的な留学:手配旅行
を中心に行っている。

私の仕事について

 企画、営業、説明会、旅行手配、事務処理作業、添乗がメイン。
私の添乗員としてのスタイルは生徒と一緒になって楽しめるようなプログラム提案をしている。担当した学校に合わせてニーズを探すことが大事なのかなと思う。

話は変わりますが就活について…

就活は絶好の会社見学のチャンスと考えている。自由に無料で会社見学に入れてその会社の方針や社屋など知れ、その会社の人とも直接話す機会になる。無理に自分の将来に関係がある会社だけに絞るのではなくいろんなジャンルの企業を見ることで就活自体をもっと自分にとって楽しいものにできる。滅多にない社会科見学のチャンスととらえてみてはどうでしょう?

最後に

大半の人がいいと思っていることって自分自身に本当にあっているかはわからない。上司から言われたやり方だと自分はしっくりこないこともある。自分にしっくりくるものを見つけることが重要。
100%の環境がないと一歩踏み出せない、スタートできない人が多いかもしれないけれど、最終目標がブレていなければ手段がいくら変わっても大丈夫。まず足を一歩踏み出すことが大事になってくる。

こんな質問が出ました

・どの国が一番お気に入りですか?
どの国も大好き!留学するなら、住むならと考えると変わってきますが、どの国も魅力的。あえて名前を挙げるなら「カナダ」は思い入れが深い。初めて行った国だからということもありますが、お国柄自体が多様性に対して寛容的。そういったことも含めて留学をする国としてもおすすめできる。

・添乗員の準備や気をつけていることは何ですか?また失敗事例から学んだことがあれば教えてください。
自分のやり方を貫くことを学んだ会社に入った当初は入れた喜びでギア全開で力が入りっぱなしになってしまっていた。100%の力で向き合えていたことはよかったのだが、力の抜き場所が分からなくなり倒れてしまった。けれど研修旅行内で力を抜く場所を作ってしまうと仕事に対して不燃焼感が生まれてしまう。ならばそうならないように事前や旅行後などを使って力の調整をするようになった。それが私のやり方になった。

・今までで一番苦労したことは何ですか?
→最初のころは海外の方と長い時間話をし続けるのに苦労した。政治的な内容やビジネスに関することも海外の方はガンガン意見を求めてくる。それに対して意見や主調がないと無知な人と見られてしまう。そこが大変だったことですね。またそういったことも含めて初めの頃は価値観の相違などに戸惑った。

感想・まとめ

私が今回のお話の中で一番響いたのは「就活は会社見学のチャンス!」という部分でした。私は自分の付きたい職業に関するところにしか会社見学はいけないものだと考えていました。しかしそんな縛りなんてないという言葉を聞き今から憂鬱だった就職活動が楽しみになってきました。

オンラインキャリアトーク

このほかにも全部で20のセッションをご用意しています。もしまだ間に合う方はぜひこちらから、他の内容もご確認ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?