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適量のススメ

最近すこぶる調子がいい。

毎日が穏やかで、ワクワクしていて、たまに塞ぎ込んだりもするが、それでも楽しいのだ。
不調も含めて、自分のことがよくわかっているから、調子がいいとも言い換えられる。

れいこちゃんは何でそんなに調子が良いのか?
周りにも聞かれることが多くなった。
調子がいいと言っていると、みんなそれに興味があるようだからここに書いてみよう。

私が人生で初めて手に入れたこの心地よさは、
何年もかけてようやくの調子の良さであること、
複合的に様々な要因ゆえの調子の良さであること。

これらの前置きをしたうえでなぜ調子がいいのかを一言で表すと、
「足るを知る」
すなわち、
自分の「適量」ってものを理解できたから
だ。

適量はどう知るのか

昨日参加した、宮城万里奈さんのLife is プロジェクトで、
とある参加者の方からこんな発言があった。

「向き合うということが何なのか、わからなくなる時がある」

その方が質問してくれたのは、私がなぜそんなに調子が良いのかまとまらないながらも話している中で「向き合う」って言葉を連発していたからだと思う。

適量を知るには、「向き合う」という工程は重要だ。

しかしそう言われてみると、向き合うってなんだろう。
向き合うことをずっと続けてきたため、意味について考えたことはなかったが、それは「自分の状態や傾向を知るために、自分を見る」ってことなんだと思う。

例えば。
自分の健康状態と向き合う時、人は病院や接骨院で専門家に診てもらったり、レントゲンを撮ったり、自分の体を観察する。

じゃあ自分の心と向き合うときは、何を見ればいいのか?
これが結構戸惑う。
視覚的にはすぐ見えないから、厄介なのである。
専門家で診てもらおうにも、先生も視覚的に脳や心を見ることが出来ない。

自分の心ことをよくわかっていないと、先生や周りに説明することも叶わないし、状態を見つめることが出来ないのだ。

そもそもなぜ向き合うのか

向き合うのはなぜか。
向き合うのは結構面倒くさい。
自分の嫌なところ、コンプレックスも全部認めていかなきゃいけなくなるからだ。
それに、時間と労力もいる。

でも適量というものを知るには、向き合うしかない。
自分の現時点をよく把握していないのに、向かう方向なんて決められないからである。

仕事を決める時は?自分が人間としてどんなことを感じていて、それが社会的にどんな価値があるのか。
人間関係で悩むときは?人と関わるとき、自分にどんな思考の傾向があって、どんな感じ方のクセがあるか。

どこまでが過剰で、どこまでが適量で、どこまでが少ないのか。

適量を知ると、バランス感覚が良くなり、自分で調整が出来るようになる。
いわば、自分のカップにどこまで疲労やストレスが溜まっていて、あとどれくらいで溢れ出るのかもわかる。どんなことで溜まりやすいのかもわかる。

適量を知ると、調子がすぐれないときに、自分にとっての喜びをどれだけ与えたらいいかがわかる。

たとえ調整が難しい状態だったとしても、せめて溜まっているのにもかかわわらず頑張り続けている自分に共感して、えらいぞ!とか、終わったらたくさん休もうね。とか、優しく声をかけてあげられる。

自分で自分のことを調整できるようになるのだから、そりゃー調子がいいに決まってるのである。

適量を知る、の効能

自分に適量があると知ることは、他人にも適量があることを知ることの一歩である。

自分にもあるものは、他人にもある。
それを理解して交流することが、あらゆる人間関係を良くしてくれる。

わたしの調子がいいことのもうひとつの要因は、人間関係が大変いいことである。

あの人はこうだとジャッジしたり、何でこうなんだと責めてみたり、が無くなった。
相手の思想が自分のストレス値に引っ掛かるときももちろんあるので、そんな時はコップが満杯になる前に立ち去るのである。

だから以前よりもちょっと、淡白になったかもしれない。

相手を尊重するからこそ、相手に無関心になることも時には必要である。

giveする量、takeする量を調整していく

適量を知って快適になったことのもう一つの感覚はこれである。

仕事でも交友関係でも何でもそうだが、giveとtakeの量がおかしくなるとどうやら私は調子を崩すらしい。

それは何も、お金やモノに関することだけじゃない。

インスピレーションや刺激も含めて、この人といると適量でgiveとtakeが出来るっていう関係性が心地いい。

色んな経験を経て、自分も誰かにgive出来るものが増えてきたのも大きいかもしれない。
20代のころは誰かからtakeばかりしている感覚が自信を失わせていたような気がする。

私のgiveで相手がtakeを楽しんでる様子を見るのが楽しいし、
私がgiveしたくなる相手はそもそもtakeさせてもらってる相手だったりする。

その適量がちょうどいい人といる時間が大好きだ!

自分の適量を知る中で、この感覚を仕事にしたくて「HELP!」という働き方を始めたんだと思う。

HELP!は、誰かに手伝ってもらいたい人の助けになることで、私が幸せをtake出来る仕組みになっている。

giveとtakeの適量を知ったことで、自分に最も合った働き方まで創り出すことが出来た。

そして今、その働き方に共感してくれる仲間が増えて、日々とても幸せなのである◎


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