アイドルオーディションが面白い

こんにちは、ヤモリです。

今回は、最近ハマってしまったアイドルオーディションの番組について書こうと思います。

Huluで動画を探していたところ、何となく「Nizi Project(ニジプロジェクト)」というアイドルオーディション番組を見始めました。


Nizi Project(ニジプロジェクト)は、韓国大手事務所JYPエンターテイメントとソニーミュージックによる共同ガールズグループプロジェクトである。メンバーそれぞれの色(個性)が重なり、美しい光を放つ”虹”のような存在を発掘・育成するというJ.Y. Parkの想いから「Nizi Project」と命名された。


デビューまでの流れはこんな感じだそうです。

(1)日本全国とアメリカでオーディションを行う

(2)(1)の合格者が4泊5日の合宿を行い、韓国でデビューの準備をするメンバーを選出する

(3)(2)の合格者が韓国で6ヶ月のトレーニングを受け、最終的にデビューするメンバーが決まる。


金曜日にシーズン1が終わり、(1)(2)までが放送されました。(1)の合格者は26人、(2)の合格者は14人です。


今の私にとって、審査員のJ.Y.Parkのコメントが心に刺さることが何度かあったんですよね。

日本全国でオーディションをしている時、彼が重要視しているのは、スキルではなくアイドルとして人に愛されるかどうかの資質だと言っていました。

スキルやテクニックは教えられるが、これだけは教えられない、天性のものだと言っています。


だから、オーディションは基本的に即決でした。保留の人も何人かはいましたが、応募者が歌やダンスを披露した後に、合格か不合格かすぐ決まります。

これって絶対評価ですよね。順位をつけて、上位何人を合格させるという方法ではないのが面白いなと思いました。


最近、転職を考えるようになって、自分のスキルについてよく考えるようになっていたのですが、これが何だか私の心に響いたんです。

表面的なことばかり考えていないか?、自分の魅力ってなんだろうと。自分がどの会社、どの職業でも発揮できるものってなんだろうと。


4泊5日の合宿では、ダンスや歌、特技(スター性)を披露してそれぞれ評価され、最後は5つグループに分かれ、実際にグループを組んだ時にどのように見えるかが評価されます。

全国オーディションでは長所が評価されていましたが、合宿ではメンバーを絞っていく必要があるので、欠点についても指摘されていきます。厳しい指摘もあり、緊張のせいか力が入ってしまうことも。

それに対するJ.Y.Parkのコメントは、歌もダンスも基本は力を抜いて、必要な時に力を入れることが大切。そして、誰かの真似をするのではなくて、その人が見えることが大切だと言っています。

そう自然が一番。これに関する私の想いは「シーティハンターに憧れて」をお読みください。


それと、この合宿での見どころは成長。合宿の参加者には、まったくの素人から、芸能活動をした経験がある人もいたりと、現時点での実力の幅があります。

合宿最後のグループ課題では、ボーカルトレーニングとダンストレーニングをプロから受けることができます。

それで、シンデレラガールがいたんですよ!歌、ダンスの個別評価は微妙だったのに、グループ課題で抜群の評価をもらった子が!

成長するための吸収力。この能力はとても欲しい。少し成長するのはそんなに難しくはないと思います。慣れもありますから。

重要なのは観察力、それと限られた時間の中ではポイントを押さえることだと思います。時間とお金が無限にあるならば、気になるところを全部教えてもらい、全て頑張れば良いと思うのです。

ですが、限られた時間の中で自分のどんなところに力を入れればいいかを押さえるのはセンスが必要な気がします。完璧主義の人は難しいでしょうね。


そして最後に、参加者にも公表されていませんでしたが、人間性が評価されていました。お互いをどのように思っているか参加者が毎日投票していた内容と、スタッフからの投票です。

有名になればなるほど必要なのは、人間性なのかもしれませんね。グループである以上は、他の人を蹴落とすのではなく、周囲の協力が不可欠なのは想像に難しくありません。普通の会社でも同じです。


いろいろと書きましたが、何より才能のある若者が、自分の夢に向かって努力している姿はとても素敵です。観ているこちらも感情が動かされます。

アイドルオタクの気持ちがほんの少し分かった気がして、今からシーズン2も楽しみにしています。




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