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英語脳への道は遠く険しい!?

「英語脳を作りたいのですが、
英語を聞いている時も、話している時も
どうしても、まず日本語が
頭に浮かんじゃうんです。」
という悩みをお聞きしました。

英語脳とは、見たり聞いたりした英語を日本語に変換せず、英語のまま理解できる能力のことです。(中略) 英語脳を手に入れると、英会話でのレスポンスが速くなり、自分の考えを英語で自在に表現できるといったメリットがあります。

ECC外語学院 Webサイト

日本語を介入させずに、
英語を聞いたり、話したりできることを
想像するとワクワクします。
ぜひ英語脳を作りたくなります。

ECCさんのサイトには「英語脳の作り方」として
8つのトレーニング法が紹介されています。
説明がとても簡潔で
分かりやすく、できそうです!
どのトレーニング法も英語力アップに
とても役に立つものだと思います。

他でも色々なところで
英語脳を手にいれるトレーニング法は
紹介されていて、
1つ1つの方法は、今すぐ
取りかかれそうです。

ガッカリする人を増やしたくないので
ここでは、あえて心を鬼にして言います。

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英語脳を手に入れるのは、
(多大なる)時間もかかり、
(膨大な)努力も必要な
一大事業です。
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私がイメージする英語脳は、もっとこんな感じです↓

(前略)「英語脳」というのは、単語を訳すのではなく基礎はイメージする力、初歩的には英語を文頭から順に理解していく力、そして単語の置かれている位置で意味を理解する力、に他なりません。

「大人のための英語多読入門」p.28

この本でも言及されていますが、
英語を聞いたり読んだりするとき、
「あ、日本語が頭に浮かんじゃった。だめ」
と無理やり日本語を排除するのは
とても難しいです。

何十年、日常的に使っている母語を
英語を勉強する時はスイッチOFFとは
なかなかハイパフォーマンスな脳力が
求められそうです。

日本語⇔英語の解像度を下げて、
はっきりくっきり、一つ一つ訳さない
ことから始めて、イメージ力を
鍛えていくといいのではないかと思います。

冒頭のお悩みを持っていた方も
「それならできそう」と言ってくれました。
しかも、100%英語脳でなくても
相手が言っていることを理解し
自分が言いたいことも充分に表現できる
レベルに到達できます。

最高峰の「英語脳」に
挑む前に、登山雑誌を読んで、
登山ギアを買って、高尾山あたりからの
スタートでもいいのではないでしょうか。

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