思い出のつまったテレビ番組が終わってしまいました
英語コーチングの受講者さんの中に
毎日投稿ならず、毎日音声日記に
挑戦している方がいます。
その方、とても多忙なスケジュールで
日記を送ってくれるのが連日深夜。
日付けが変わってからLINEに送られる日記を
朝一で聞くのを毎日楽しみにしています。
今日は、こんなふうに始まりました。
なんの番組のことか分かりますか?
もう少し読み進めて(聞き進めて)みます。
どの番組についてか分かりましたか?
テレビを観ない人には、どんなヒントも
役に立たないと思いますが、
とても思い入れのある番組なので、もう少し。
はい、そうです。
世界・ふしぎ発見!
最近はテレビを観ることがほとんどなく、
この番組も久しく観ていなかったので
38年の歴史に終止符を打ったこと、
知りませんでした。
それでも、世界・ふしぎ発見!は
私にとって特別なテレビ番組でした。
私が子どもの頃、我が家にはテレビに関する
決まりがありました。
3人姉妹だったので、それぞれ好みもあり
新聞のテレビ欄を見ながら
話し合うのが日課でした。
そんな厳しいテレビルールに例外があり、
それは、世界・ふしぎ発見!でした。
土曜日の8時から9時
1時間のんびりテレビを観られる。
しかも、いつもの30分にプラスして。
毎週、本当に本当に楽しみにしていました。
ミステリーハンターのお姉さん達が
いろんなことに挑戦して少しドジをしたり、
現地の人の助けを借りながら
生き生きと異文化をレポートしてくれるのを
見ながら、「いつか私も!」と
海外への夢を膨らませていました。
ミステリーハンターになりたい、
どうやったらなれるのだろう?と
本気で夢を見ていたこともありました(笑
小学生の頃、教室のなか、友達のなかで
居づらさを感じていました。
何が違うのか分からないけど、
とにかく自分は皆んなと違う。
それは決して人に知られてはいけない。
スパイのような気分で、気を張って
学校生活を送っていました。
何が違うのか分からないまま
同化しようとしていたので、
うまくいくばすもなく結局
「変わった子」として過ごしていましたが。
でも、世界・ふしぎ発見!を観て
いろんな人々、いろんな生活を知り
希望を感じさせてくれる土曜の夜でした。
中学時代も変わらず、
高校時代も自分らしいとは言い難い生き方。
なかなか苦難の多い青春でしたが
振り返れば、そんな悶々とした時期が
あればこその今だな、と。
世界・ふしぎ発見!が終わって
とても寂しいけど、ありがとうの気持ちで
見送れる今に感謝です。
思い出のあるテレビ番組ありますか?
Inspired by Ms. A’s diary.
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?