「英語が話せない」のは英語力のせい(ばかり)ではなかった...②
英語を話す段になって、
「単語が思い出せない」の前に
そもそも「何を話したらいいのか」で
つまづくことってありませんか。
そんな悩みを持つ人のためのヒントを
お伝えしています。
詳しくはこちらの記事をどうぞ↓
「英語が話せるようになりたいな」から
一歩踏み込んで、英語を使って
「何が出来るようになりたいか」が
イメージできると学ぶことの焦点が
定まるし、より楽しく続けられる
「英語=やらなければ」だった学生時代とは
違う、自分で決めながらの英語は
なかなか楽しいものです。
Bさんが今、頑張っているのが
取り組んでいる学習の1つが
①英語ニュースを読んで②感想を書く
自分の興味のあるニュースを選んで
①読む、までは問題ない。でも②が...
相談をされたとき、「もしかしたら」と
ある原因に心当たりが。
それは
「感想の決定版」を書こうとしていないか
「ザ・感想」を作り上げようとしていないか
宿題として取り組んでもらっていると
「きちんとやろう」という気持ちが
必要以上に大きくなることがある。
きちんとやって欲しいな、と思う
宿題もあるけど、感想は違う。
Bさんとそんな話をしたあと、
実際に練習してみました。
一般論じゃなくて独自の「切り口」で
ニュースを斬る方法
ここからはセッションを体験するつもりで
ぜひ一緒に考えながら、やってみてください
使ったニュースは、こちら↓
1) まず、記事を読む
Bさんは1回音読して意味は8割OK
2) どんなニュースか確認する
デンマークの首相が襲撃された
捕まった犯人は酒と薬物の影響
→犯人は首相と知らずに襲撃
ヨーロッパの国々は襲撃に憤り
EUでは多くの政治家が襲撃されている
独自の「切り口」を作ります
どんな角度から感想を言ってみたいですか?
3) 気になったポイントを選ぶ
ニュース全体ではなく一部でOK
わたしが気になったのは...
1)デンマークって女性首相なんだ
2)薬物って社会問題なのかな
3)安倍氏の襲撃はびっくりしたな
4)コペンハーゲン行ってみたいな
この程度で大丈夫です。
例えば、1)を展開させるとしたら..
「デンマーク首相が襲撃」というニュースへの感想です
と差し出されたら「??」と
なるかもしれません。
でも会話って、
こんな感じじゃないですか?
相手の話を聞いて、その話を
発展させてもいいけど、
話題を変えてもいい。
[会話]って転がすものだから
相手の言ったことに、いつも正面から答える。
正論、一般論ばかりを言う。
そんな肩の凝りそうな
やり取りばかりじゃない。
「えー、その話は興味ない」と
思ったら自分の世界の扉を開けて
相手を招待して引き入れちゃう。
そんな会話のやり取りを
英語で練習できちゃうのが、
学校のレポートや正解のあるテストじゃない
相手を納得させたり、感心させるのではなく
自分の個人的な経験や想いを伝えてみる。
それが「面白い感想」だと思う。
人生経験豊かな大人だからこその
コミュニケーションを楽しむ。
だから
英語力うんぬんの前に「何を言うか」で
つまづくなら、独自の切り口を磨いて
みるのもいいですよ。
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