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「蕎麦打ち体験」の英語化進めています!

こんにちは。
英語コーチの ながき れいか です。

「外国で蕎麦打ちを広げたい」
という夢を持って英語の学び直しをしている
蕎麦職人の久慈さん
↓↓↓↓

インタビューにご協力いただいたご縁で
2月から、蕎麦打ち体験を英語化する
お手伝いをしています。


これまでも何度か海外からのお客様に
蕎麦打ち体験をしてもらったことがある
久慈さんですが、ChatGPTで訳した英訳を
読み上げる形でやってきたものの、

「自分の言葉なら、もっと伝えられることがあるのに...」

と思っていたそうです。
そんな久慈さんに共感して、

蕎麦打ち体験の説明を久慈さん仕様の英語にするプロジェクト

を二人三脚で進めています。


先週、第3回目のセッションをしました。

ただ日本語原稿を英語にするだけでなく
久慈さんが自分の言葉として自信を持って
海外のお客様に説明できる英語
を作ります。

どんなふうに進めているか、ご紹介します。
ワークショップを海外のお客様向けに
やってみたいと思っている方の参考になれば
嬉しいです。


蕎麦の生地をこねる説明に
こんな日本語がありました。

固めるというより、ほぐすイメージで混ぜてください

↑ この日本語を英語に...難しそうです。

この日本語を正確に一言一句違わずに
英語に変える、という作業だけでは
蕎麦打ち体験の英語化として不適格。

では、どんなふうにするかというと…

私「どういう作業をするか教えてください」

久「大きな塊をバラバラに崩す感じです」手を動かして説明してくれます

私「Break a big ball into small pieces. この表現はどうですか?」

久「はい、そんな意味です!」

久:久慈さん

1)日本語の説明を、久慈さんに具体的に説明してもらう
2)2人で、説明のコアの部分を抽出する(シンプルな日本語にする)
3)私がシンプルな英語にしてみる
4)久慈さんに、正しいかチェックしてもらう

こんなステップを踏んで進めています。


ステップ2)で、伝えたい内容を絞る。
余計なものを削ぎ落とすためには
久慈さんの蕎麦打ちの知識が絶対に必要。

「ここは抑えるポイント」ってところを
選択するのは、蕎麦打ちに詳しいプロにしか
できないから。

そして、ステップ4)英語をチェックする時
必ず、久慈さんに声に出して読んでもらう。

  • 読みながら意味がイメージできるか。

  • 発音しづらい英単語はないか。

  • 長すぎる英文になっていないか。

  • リズムよく説明できるイメージが持てるか。

ここも久慈さんじゃなくちゃダメ。

私がいくら

「シンプルでわかりやすい英語ができました!」

と思っても、使う本人にしっくりこなくちゃ
意味がない。

このステップで英語化した説明を音読する時
久慈さんの手が蕎麦打ちをする時のように
動き出す。

お客様の前で蕎麦打ちをしながら
説明をしているイメージが浮かんでいる。


それを見ると本当にワクワクする。
2人でぶつかり稽古をするように作った
原稿が久慈さんの夢の後押しをする。

インタビューの時に久慈さんは言ってた。

(海外のお客様からの依頼が)来てから準備するんじゃ遅い。せっかくチャンスがきても、準備不足で逃すことにならないように、先にやっとくことが大切。

この言葉を有言実行で進めています。


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