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【英語プレゼン】1文ずつが正しい英語でも伝わらないことがある

こんにちは!
英語コーチ ながきれいか です。


「分かっているつもりでも、なかなか出来ないもんですね」

ハァ〜と、大きなため息と共に
生徒さんが職場での
気づきを共有してくれました。

英語プレゼンについて

Rさんは昨年の春から新しいサービスを
作っていました。
現行サービスの足りないところを
補うことができる内容のもので
多くの顧客に届けたい、
と張り切っていました。

その大切なサービス、いよいよ
お客様に提供する準備が整ったそうです。
新サービスの提案の機会をえて
ボスと打ち合わせをしました。

Rさんはサービスの説明をしました。

This service gives you AAA.
I will do BBB for you.
  (中略)
You will have CCC through this service.

(このサービスはあなたにAAAを提供します。
BBBをさせていただきます。
 (中略)
このサービスでCCCを手にしていただけます)

こんなふうにプレゼンしたそうです。

すると上司がダメ出し
「それじゃ全然お客様に伝わらない」

Rさんのプレゼン、
何が「ダメ」だったかわかりますか?

✔️シンプルで分かりやすい英語です。
✔️話し方も堂々としています。
✔️笑顔もとても素敵です。

でも実は

論理展開が「日本語バージョン」でした

specific (具体的なこと)

general (一般的なこと・大枠)

いきなり
サービスの具体的で細かい内容、
なぜこのサービスが必要か、
から始まり

最後に
サービスで得られる未来
(ここがお客様が1番知りたい)

これは

「ある日♪森の中♪クマさんに出会った〜♪」
と話しているようなもの。

相手が
「この話はどこに向かっているんだ」
と興味を失ってしまう。


そうじゃなくて
まず「この森は〜がスペシャルで」と
森の魅力を伝えて相手を引き込んでから
途中のクマさんや草花の魅力が
目や耳に入ってくる、と。

相手の聞く準備を整えてから詳細を


英語プレゼンの論理展開は日本語と逆

general (一般的なこと・大枠)

specific (具体的なこと)

大枠で話しの進む方向性を
示してから詳細にはいる。

Rさんは「分かっているつもり」だったと。

・英語のレッスンでスピーチをする
・宿題でライティングをする

こういう時は「よし英語の論理展開」って
意識するから大丈夫。

でも気を抜くと、まだまだ。
やっぱり日本語の考え方で
英語を使ってしまう。

そんな気づきがあったそうです。

意識的にできることを
無意識でも、できるようにすることを
「自動化」
と言います。

自動化をするためには
そのスキルを繰り返すことが大切。
練習あるのみですね。

英語プレゼン、1文ずつの英語の正確さだけじゃなく
論理展開を整えると伝わりやすさが上がります!


シンプルな英語×説得力のある論理展開
伝わる英語を身につける英語コーチング

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