運命って、本当にあるのだろうか。
運命の人、天職、大いなる導き————本当にあるのだろうか。
私は、あるのだと思う。
実際に幽霊を見たこともあるし、なぜか私が人生で経験していくことが、度々「あれ、これやったことがあるぞ」という感覚に陥るからだ。
よくよく調べてみたら、デジャブというらしい。若い二十歳前後の人がよく陥る現象だと書いてあったが、本当なのだろうか。
でも、実際よく私はデジャブを経験する。
もしかしたら、この世界は同じことをぐるぐる繰り返しているのではないかとすら思えてくる。
神様って、本当にいるのだろうか。
もしも、神は存在しなくて、神の正体が人間が都合よく作り出した虚構に過ぎないのであれば、いよいよ人は無条件に自分を支えてくれるものを失ってしまう。
しかし、歴史を振り返ってみても、どれだけ地獄のようなことが起きても「神様が助けてくれました」みないな事実が残っていないのであれば、神はいないのであろう。
ニーチェは言った。「神は死んだ」と。————神はいたのか?
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