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MacかiPadかという不毛な議論に結論を

MacとWindowsのどっちが良いかという議論と同じくらい良くされる議論に、MacとiPadのどっちが良いかという議論があります。

私は前者の議論については、どっちでもいい、使いたいときに使いたい方を使うと個人的には決着が着いていて、実際どちらも使っています。できることはほぼ同じなので、気分次第です。あ、PCゲームをするときはWindowsかな。

一方で、後者の議論。これは実は前者の議論ほど簡単ではありません。なぜかと言うと、WindowsとMacはできることは同じだけど、MacとiPadはできることが違うんですよ。前者はOSの違い、後者はライフスタイルの違いと言うか。

Windowsを使う人とMacを使う人はあまりライフスタイルに違いはないのでは無いかと思います。文章を書くにしても、動画を編集するにしても、何の作業に使うかという違いはあっても、ライフスタイルまで違うことは無いでしょう。

Macを使う人とiPadを使う人はライフスタイルが違うように感じています。どう違うかと言うと、前者は真面目で几帳面、意識高い系の人が多いのでは無いでしょうか。後者は、結構いい加減というか、人生楽しければいいよ、別に何かこだわりがあるわけじゃ無し、というライトに人生を過ごしている人が多いような気がします。

もちろん、私の感覚なので、論理的に説明ができるわけでは無いのですが、iPadを使う人はとにかくなんでも一つにまとめておきたい、小難しいことはいいからサクッと使えるものや環境が欲しい、そして常にそれを身に付けていたい、そういう人が私の周りでも多い。

言い換えれば、やりたいことが大体できれば、細かいことには拘らない、できないことがあっても回避策を考えてそれでできれば良いと考える。画面がずれているとか、フォントが揃ってないとか、細かいことはあまり気にしない。それよりも、自分が満足する結果を得られれば良い、という感じ。

MacとiPad両方を使いこなしておられる方もいらっしゃいます。彼らの行動パターンを見ていると、ライフスタイルが仕事とプライベートで異なるんですよね。仕事のスタイルはかなりきっちりしていて、隙の無い仕事をしている。でも、プライベートではむしろのんびり怠け者に見える生活を送っている。自分の好きなことを自分のペースで楽しいんでいる感じ。そして仕事ではMacを使い、プライベートではiPadを使っている。

iPadは仕事以外の人生に寄り添うツールなんじゃなかろうか。ちょっとテキストを書いてみる。絵を描いてみる。ゲーム動画を撮ったのでサクッと編集してみる。YouTubeには投稿しないかもだけど、何だか楽しいからしてみる。ぼーっと海外の人が作ったYouTubeのvlogを眺めたり、思いついてAmazonプライムで呪術廻戦を観たりする。

とどのつまり、MacかiPadかって議論する意味が無いんですよ。それはそれぞれがライフスタイルに寄り添うものだから。人の数だけライフスタイルはあるのだから、人の数だけMac使う人もいればiPad使う人もいる。なので、MacかiPadかとか、iPadでも何がいいか、とか考える暇があったら、自分のライフスタイルに合ったものを感覚で買っちゃえば良い。多分、それが正解。

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