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落ち着いて日常を送ることが大事

災害や事故のニュースが流れ、新年早々何となく落ち着かない、心がざわつく日が続きます。私も気になってついつい地震のニュースを観続けてしまうのですが、やはりここは敢えて自分の日常をきちんと過ごすことが大事なのではないかと思っています。

そう感じたのは、今朝、MacBook Proの電源を入れてログインしようとしたときのこと。何度パスワードを入れても受け付けられず、アカウントがロックされてしまいました。

何度も確認をしたのですが、パスワードは間違っていないはず。おかしい、おかしいと頭を捻って、最後はハードが壊れたのか、OSの再インストールが必要なのかと諦めかけたそのとき。

MacBook Proの色がシルバーであることに気付きました。

そう。何度も何度もログインしていたそのMacBook Proは、会社貸与のものだったのです。私が個人で使っているMacBook Proはスペースグレー。

思い込みというものは恐ろしいです。と言うか、なんだか昨日の地震のニュースを観てから、頭の中がぼうっとして現実感が無く、夢うつつのような状態でした。そんな状態でパソコンを使おうとしてこの有様です。

しっかりしなきゃ。もちろん、災害のことは気になるし、羽田の事故も気になってしょうがない。でも、自分の日常に影響を自分で及ぼしてしまってはいけない。そう思ったわけです。このままの自分を放置していると、もっと大きなミスを犯しそう。

しかし、この感覚は初めてものではありません。911のときも、311のときも同じようなことがありました。911のとき。アメリカで起きている出来事は、映画を観ているような非現実感があり、そのニュースを繰り返し観ることで自分の日常も非現実的になっていく、あのなんとも言えない雲の上にいるようなふわふわとした感覚。

311のときは、品川から自宅まで歩いて帰ったわけで、確実に現実の世界ではあったのですが、その後の報道されるニュースを観れば観るほどむしろ現実感は薄れ、非現実的なあのふわふわした感覚に囚われた記憶が蘇りました。

しっかりしなきゃ。そういうときこそ、しっかりと自分を持って、自分の日常を丁寧に過ごしていきましょう。それを怠ったとき、もしかしたら二次災害、三次災害のような出来事が起こってしまうのかも知れません。いつもと違うとき、こころがざわつくとき、そこに魔が差す隙が生まれるのかも知れません。

少なくとも私たちにできることは、日常をしっかりと過ごすこと。自分の意識をニュースに持って行かれないこと。心の隙を作らず、目の前をしっかりと見て生きていくこと。もしかしたら、今年はそういうことが大事な年なのかも知れません。


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