記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

イスカリオテのマリア 大いに駄弁る

 ゲンドウ君が持っている方が正典。気が付いてみれば、マイナスとプラスの因果が入れ替わっていたんだなぁ……すべての心の無意識の中で。

その方がインド人もびっくりジャン

 勝ち逃げのセオリーなんてシンプルなのよね。
 ファンクラブ抜け駆け禁止の掟は承知の助、裏切りだと批判する側こそが裏側の存在! 言い切っちゃえ、さ。
 そこでおじいさんは、裏切りが表返るトリックを仕込むことにしました。
 そういう次第で、現実から異世界に転生した勇者マリアが、ア(単なる)マリとしてイスカリオテの名を引き受けさせられて、めでたしめでたし……?

なんてのは問屋が卸さない

 ご本人が私の真名をバラしちゃうずっと前から、ほら、遅れてきたヒーロー兼ヒロイン属性があふれ出ちゃって止まらないでしょ?
 全部オジャンに仕上げちゃったのはご存じの通り♪
 それも含めて計算通りってことにしといてあげますか、先生。

という絡繰りなわけだよ、分かったかなワトソン君。

 ん、ああ、ごめんごめん。どこから話し始めたっけ? どこからも何もそんなの聞いてないよ、って?

カヲルが、最大の殉教者イエスキリストの依り代

ってくだりも、やっぱり要るよねぇ。
  一つの摂理を繰り返して、死んでも死んでもそこにいる。イエスの奇跡も、自分に効いてしまったら永劫の呪縛。まあなんて恐ろしい。エヴァパイロットにもとばっちり。
 そんでもって、12使徒とイエスっていう原典の裏を持ってくる。ただの13の"使途"になった。
 疑似シン化なんてルール違反、真なるシンがいちゃ困るって話よ。過去は第1使徒だったって、これも都合のいい刷り込み(ミスリード)なんでしょうね。

イエスが処刑されたんじゃなくて、処刑されるやつがイエスって名乗ったことにしようぜ……

 って話が偽史外典にあったかどうかは、ご想像にお任せするけども。お叱りが怖いし。

 これだけ豪勢な舞台が、ぶっちゃけ、人の子(囚人)と親(権威)とが決戦(向き合う)までの御膳立て。
 おっと、捨て駒に貶めたかと早合点しなさんな。御膳なければ栄養も取れないってものよ?

閑話、休題。。。

 は~ぁあ。
 毎回、毎回、裏設定匂わせ。次世代の視聴者がついてこれない~っていうから。
 どんな超現実表現しても、第何クールでも、根本の事実が同じだしぃ。
 いやホントにねぇ、造り手はつらいよ。そりゃもう、めっちゃやむ~って!

 さよなら。実存があやふやな、すべてのフリーハンドアニメ。

 重力に魂を引かれる特撮が呼んでるから、あとはよろしく!

この記事が参加している募集

映画感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?