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一行一行に祈りを込めて書く

野球に一球入魂という言葉があります。
一球一球を集中して全力で投げるという意味です。

それと同じで、文章を書くのにも一字入魂という言葉があるのを、ベストセラー作家の本田健さんから教えてもらいました。

健さんは、一字一字に、一行一行に、祈りを込めて書いているのだそうです。読者をイメージして、読んでくれることへの感謝の気持ちを込めたり、愛を込めたりと、本にエネルギーを注いでいます。

このエネルギーがベストセラーを生み出すのだそうですが、残念ながらこの辺りはまだ僕の理解が追いついていません。

本というのは何が書いてあるかという内容はもちろん大切だと思いますが、それだけではなくて、著者がどういう想いで書いているのかという目に見えないエネルギーも大切なのだと思います。

僕も毎日noteを書いていますが、見習いたいと思います。

僕の場合はどちらかというと、書かなきゃいけないといった義務感に追われてしまうこともあります。がんばって文字数を埋めるみたいな。読者のことよりも自分のことで精一杯って感じです。

そういえば最近はそういう書き方は少なくなりました。自由に書けるようになってきましたね。そういう意味では僕も少しは成長しているのかもしれません。

これからはもっと読者をイメージして、祈りを込めて書いていきたいです。でも、どうやってやればいいのでしょうか?

その疑問を健さんに質問した方がいました。
良い質問です。

健さんは、テクニックとかやり方ではないと教えてくれました。

文章というのは、普段の生き方が出るのだそうです。日常生活でイライラしている人が、本を書くときだけ幸せを祈りながら書くというのは難しいと。

たしかにそうですね・・・

普段あまり感謝しない人が、本を書くときだけ感謝の祈りを込めると言っても、嘘っぽく感じてしまいます。

一行一行に祈りを込める正しいやり方があるわけではなくて、普段からそういう生き方を心がけるということなんでしょうか。

成功して余裕があるから祈りを込められるのでは?って思うかもしれませんが、きっとこういうのって成功する前から祈りを込めていると思います。

祈りが先で結果は後です。
そもそも結果を期待して祈るのは違いますよね。。

本に著者のエネルギーが宿るというのなら、そのエネルギーは普段の生き方が自然と現れるのだと思います。やり方やテクニックでどうにかなるものではなさそうです。

このnoteも一行一行祈りを込めながら書いてみました。どこまで祈りが込められたかはわかりませんが、そういう気持ちを持つことが大切だと思います。

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