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自分の小さな殻から抜け出そう

無理して自分を大きく見せようとすると大変です。背伸びしたところですぐにバレます。それに無理は続きません。いつか疲弊してしまいます。

同じように自分を必要以上に小さくしてしまうのも考えものです。謙虚といえば聞こえはいいですが、これだと人生が動きません。

自分を小さくするのは、行動するのが怖いからです。小さくまとまっていれば、目立たないので攻撃されることがないからです。

逆にいうと、目立つと攻撃されると思っているということでもあります。もっと成長してから、もう少し成果を出してから、と思っていると、いつまで経っても動けません。

等身大の自分で行くのが自然だし、それ以外に方法はないと思います。他の誰かになることもできません。

ただ、等身大の自分で行くのが怖いのです。それで負けたら言い訳ができないからです。ただ、そうやって言い訳を準備しているうちは、やっぱりうまく行かないと思います。

言い訳を準備しているのは、心の奥で失敗することを信じているからです。うまく行かないことを想定して、次の手を考えるのとはちょっと違います。

どう違うのかというと、言い訳は失敗したときにそこで止める理由です。次の手は失敗したときに次にする行動です。要は止めるか続けるかであって、まったく違います。

自分を小さくするというのは、小さな殻に閉じこもるようなものです。その殻は自分で作っています。その殻の中で過ごしていると、いつの間にかその自分が本当の自分になってしまいます。

そうすると、その殻から出られなくなってしまいます。いざ、等身大の自分で行こうと決めても、小さな殻から抜け出ることができません。抜け出し方がわからないからです。

そういうときは、仲間の力を借りましょう。そもそも1人で抜け出そうとするから怖いのです。仲間と一緒に出れば、恐怖も不安も半減します。仲間から抜け出し方を教えてもらいましょう。

だけどもしかしたら、自分にはそんな仲間はいないって感じるかもしれません。でもそんなことはありません。実は仲間の存在が感じられないのも、自分の殻が原因です。

自分の殻に閉じこもっているうちは、仲間のありがたさもあまり感じられません。自分の殻が人とのつながりを妨げるからです。攻撃を守るための殻なので、当然といえば当然です。

だけど仲間に助けを求めれば、誰かしら必ず来てくれます。誰も来てくれないと思っていても、落ち着いて深呼吸すれば、殻の外からノックしている音が聞こえるはずです。そのノックが聞こえたら、後はその殻を破るだけ!

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