自分の誕生日に妻にプレゼントをした男性の話
今日は僕の誕生日です。
我ながら年度末というキリの良いときに生まれました。明日から新年度ということで、気持ちを新たに人生を楽しもうと思います。
誕生日ってやっぱり嬉しいですよね。
誰かからプレゼントをもらえるのも良し、自分で自分にプレゼントをするのも良しです。誕生日はいつも以上に自分を幸せにしてあげましょう。
僕は、誕生日になるといつもある方の話しを思い出します。
それは、自分の誕生日なのに妻にプレゼントをしたというお話しです。自分の誕生日って、一般的にはプレゼントをもらう側ですよね。
それなのに、この方は自分の誕生日に奥さんにプレゼントをあげました。
奥さんからは、「あなたが好きなものを何でも買っていいのよ」と言われていたそうです。それなのにです。
決して自分を犠牲にしたわけではありません。むしろ、この方は自分のことも周りの人のこともとても大切にされる方です。
奥さんに好きなものを買っていいと言われて、その方はこう考えたそうです。「どうしたら自分を最高に喜ばせられるだろう?」欲しいものがないわけではなかったみたいですが、それを買ったところで、自分を最高に喜ばせられるとは思えなかったそうです。
そして、さらに考えて出てきた答えが、「妻の笑顔を見ること」だったそうです。その答えが出てきたとき、少し前に奥さんがバッグを欲しがっていたことを思い出したと言ってました。
そして、自分の誕生日に奥さんにプレゼントを渡しました。奥さんからすると、「えっ?」って感じですよね。
なので、「僕がいちばん嬉しいのは、君が喜んでいる姿を見ることだよ」と伝え、奥さんもとても喜んでくれたそうです。そして、その方も自分を最高に喜ばせることができたと言ってました。
良い話しですよね。
いつ思い出しても感動します。
自分の誕生日に逆にプレゼントをするという発想は、普通なかなか出てこないです。
自分が本当に欲しいものを、深掘りして考えたからこそ出てきた答えだと思いますし、それだけ自己理解ができているということだと思います。
ちなみに、この方は今は亡き僕のメンターです。
誕生日になると必ず思い出します。
毎年、誕生日プレゼントをもらっているような感じですね。
メンターから教わったことは、まだ1/10も活かせていません。僕はもらってばかりでした。当時の僕は自己否定が強く、学んだことをそのまま実践することができなかったんです。
今は少しは成長できたので、このタイミングで教わることができたらなぁ、なんて思うことがあります。
でも、今からいくらでも教わったことを活かしていくことはできますよね。書いていて、そんな前向きな気持ちになりました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?