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感情は大切にするけど、当てにしない方がいい

感情は大切にした方がいいです。
感情を無視するのは、
感情を大切にしないことになります。

僕たちは、
ほんとは悲しいのに悲しくないフリをしたり、
ほんとは怒っているのに冷静を装ったりします。

こういった、
ネガティブな感情を無視するのは
わかりやすいけど、
ポジティブな感情を無視することもあります。

ほんとは嬉しいのに普通を装ったり、
ほんとは楽しいのに表情を変えないようにしたり、
こういうことってありませんか。

大人になると、
感情を表現することに、
どこか恥ずかしさを感じます。

良い大人が体全体で喜んでいるなんて、
恥ずかしい。
いい歳して怖がるなんてみっともない。
そう思ってしまうのです。

感情を無視していると、
実際に感じなくなってきます。
ただ、それは良いことではありません。

使わないと弱っていく、
筋肉と同じようなものです。

感情を感じないのは、
大人になったらからでも、
成長したからでもなくて、
ただ、感情が衰えただけです。

感情は大切にした方がいいです。

運動して筋肉を動かした方が、
健康的に生きられるのと一緒です。

感情を感じて、
表現した方が健康的に生きられます。

ただ、感情は大切にした方がいいけれど、
その反面、あまり当てにしない方がいいのかなとも思います。

楽しいことを求めて、
嫌なことを避けるのが人間です。

なので、感情を当てにしすぎると、
嫌なことを一切避けるようになります。

嫌なことをやりたくないのは、
みんな同じかもしれないけど、
嫌なことの中に成長があったりします。

嫌なことというのは、
ネガティブな感情を感じることです。

たとえば、
不安や恐怖は一般的にはネガティブな感情です。

わざわざ不安や恐怖を感じたい人は
いないと思います。

だけど、
不安や恐怖の先にはワクワクがあったりします。

感情を当てにしすぎると、
人生が停滞しがちです。

ネガティブな感情を感じているけど、
これはやった方がいいということも
たくさんあります。

それに、
安心安全なポジティブ感情を求めてばかりだと、
今度は退屈というネガティブな感情が出てきます。

結局のところ、
人はポジティブな感情もネガティブな感情も、
どっちも感じるものです。

何でもかんでも、
嫌なことを率先してやろうというわけでは
ないですが、避けていても感じてしまうのが
感情というものです。

ポジティブな感情が良くて、
ネガティブな感情が悪いわけではなく、
どちらも大切なものです。

感情はブレーキにもアクセルにもなりますが、
ここはブレーキかなって思ったところに、
実は人生を大きく変えるきっかけがあるかもしれません。

感情は大切にしつつも、
あまり当てにしない方がいいかもしれません。

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