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写真家 Studio Biederer

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フランスに移住して活動をしていたチェコ人のジャックとチャールズによるビーデラー兄弟の作品。
芸術的なヌードから、ボンデージ、衣装を着てのロールプレイ、フェティッシュ、フェムドムなど多岐に渡っています。

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これらの作品は1930年代(!!)とかなり古く、まだ体型などによる美と言うものも確率していなく、セクシャルの面においても今ほど受け入れられてはいなかったであろう時代なのですが、こうやって見ると、フェチズムやSMの古典的様式美って90年も前にはすでに確立していたんだなという事、性と精神性の人と人であるところが大きいので、普遍的文化なのだという事などに改めて気がつかされます。

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また、サイレントでドミナ(支配)とサブ(服従)シーンを描いた、BDSM短編映像『Dressage aufouet』を制作。

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とても可愛らしく、見慣れている人間からするとなんて事ない内容ですが、時代を考えるとやはり驚きに近いものがあります。
90年近くも前のSM映像、是非見てみて!


その後のチャールズ・ギエットジョン・ウィリーアービング・クロウなどの先駆者でもあり、フェチズムやSMを題材にした写真家や芸術家に大きく影響を与えたビーデラー兄弟の作品。

ナチス独裁政権の犠牲者となり兄弟はこの世を去りました。
現代ユダヤ人迫害記録センターのアーカイブリストにジャックが、アウシュビッツビルケナウ博物館のアーカイブにチャールズが記載されています。

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作品はBiederer Studioで検索してみて下さい。
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