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今年の聖なる夜はツリーではなく、ブロッコリーで迎えたい。

パン屋の主人は絶対に作らない
マフィン的なパン的な
フォカッチャ的な何かを作る

気づけば早いものでもう11月ですね。
1ヶ月後にはクリスマスです。
昨年は赤いりんごを一個だけ飾りました。
品種は確かふじ、です。

確固たる証拠

緑と赤、もしくはそのどちらかがあれば、
いい感じに気分を味わえるだろうと
見込んでの行動でした。

そんなふじのの行方はと言いますと。
サンタさんを待たずして、お腹の中へ消えました。

つまりクリスマス当日には何も無かったです。
慎ましくクリスマスを迎えたというと美談のようですが、そういうことにしておきましょう。

赤を飾った昨年。
今年は緑を飾ろうと思います。

クリスマスツリー。
クリスマスブロッコリー。

うん、ほぼ相違がないと言えるでしょう。
街の木が足りなくなったら。
ブロッコリーを植えればいいのです。
植林も植ブロもほぼほぼ一緒です。

とにかく家の中にブロッコリーを
飾ろう計画を昨日くらいから建て始め。
気づけば緑の粗探しと言わんばかりに
山を目掛けて足が動いておりました。

これが大失敗。
紅葉が緑を邪魔しました。

待ち構える季節は冬。
求めていた新緑は夏。
目の前に広がる景色は秋。
よく分からなくなりました。

よく分からなくなって、山の麓の直売所で売られていたそれはそれは立派なブロッコリーを
気づけばれいちゃん邸宅にお迎えしていました。

さぁ飾ろう。
そう思って、ブロッコリーを手に取った瞬間に気づきました。

《《《1ヶ月半、もたない》》》

仕方なく、美味しくいただくこととしました。

しかし、どうにもこれは昨年の二の舞です。
クリスマス当日にクリスマス用の飾りがない。
慌てん坊のサンタが来たということにしましょう。

二の舞の結末ですか?

ブロッコリーとチェダーチーズの米粉マフィンを作りました。超厳密に言うと、「米粉と小麦と1:2マフィン」を「作ろうとした」が正解です。小麦とチーズが超消化不良なあたくしの身体をぶっ壊しにかかったようなものです。

マフィンのようなフォカッチャのような。
それでいてパンのような何かができました。

ベーキングパウダーがなかったものですから、
ベーグル用のドライイーストを入れてみたり
あれやこれやと試したらそうなりました。
これだから計量系の料理はまるで出来ないのです。

もしベーキングパウダードライイーストが、塩と味醂ぐらい違ったらごめんなさいね。せめて味醂と料理酒くらいだと恥ずかしさも軽減されます。

ここにきて今度はこんなことを思いました。

“これはパン屋さんは作れない新種のパンである”

【パンでもマフィンでもフォカッチャでもない何か】そんな文言の商品をどれほど疲れているパン屋の主人はきっと置かないでしょう。

つまりこの“何か”はあたくしだけの芸術作品です。

クリスマスツリーもクリスマスブロッコリーも
無くなってしまった暁にはこの“パン的な何か”で聖なる夜を迎えてもいいかもしれませんな。

とりあえず、クリスマス前にもう一度ブロッコリーを買って、ツリーの代打とするか。はたまた“何か”を作るか。心のクリスマス対策委員会と協議を重ねようと思います。

れいちゃんのInstagram


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