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なんとなく料理。

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れいちゃんは決して料理のプロではありません。ですが上手いという事実に揺るぎはないのです。
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#エッセイ

そろそろきゅうりをそのまま食べることに飽きてきたカッパ

カッパ① 「最近さ、昔話の撮影が多くてさ、マジきゅうり食べてる画ばっかで。もう、きゅうり…

キャロットケーキにどうやってキャロットケーキが生まれたか聞いてみた。

キャロットケーキ 「ある日、きんぴらにも、にんじんしりしりにもなりたくない人参がにんじん…

蕗に夢中〜AH〜人生狂わすタイプ〜

とにかく蕗について10分くらい考えてみました。 そうしたらとにかく“フキ”を使った文章を思…

サウナにハマる人間を嘲笑う蒸篭の中の食材たち

ぶ 「ねね、レタスさん。知ってる??」 れ 「あら!豚肉さん、こんにちは。何をですか??」…

これをピッツァと思って作ったなんて言ったらイタリア人はきっと失神してしまう

【妄想イタリア人との会話】 れい 「ねえねえピザって10回言ってみて!」 イタリー 「どうせ…

小麦粉と一緒にどら焼きになろうとしていたけれどやはり白玉粉と胡麻団子になると決め…

グッバイ 君(小麦粉)の運命の人は僕じゃない 辛いけど否めないでも離れがたいのさ(気のせいな…

春に作った竜田揚げはせめて目黒揚げと呼びたい。

竜田揚げ。 衣に片栗粉使うと、急に改名を余儀なくされる揚げ物をそう呼びます。 『片栗揚げ』だとあまりにストレートすぎるから、ちょっとカッコつけて名付けている。 これまでのあたくしそんなところだろうと思っておりました。 しかし、それは大いなる自己解釈だったようでして。 揚げた際に片栗粉が、表面にまばらにつく様子が奈良県を流れる紅葉の名所である竜田川を紅葉が浮かぶ秋の様子と似ていることから名付けられたと言われております。 あら、急に百人一首的要素。 ともかく、“秋の竜

春キャベツ認定試験受験会場にて

【待合室】 受験生① (ううう...ドキドキする。えっと、春キャベツになってやりたいを聞かれ…

多分気が合う、蕗味噌になった大豆と蕗の葉

蕗の葉 「うっ.....うわあああああん!!!!(号泣)」 大豆 (心の声)うわ、なんか今回コラボ…

カニカマを乗せたいなりは寿司なのか、それとも鮨なのか。

世の中には『使う瞬間以外は思い出さないけれど、いざ使うとなると絶妙にどちらかわからなくな…

タンドリーチキンの上で血迷うローズマリー

【ローズマリーによる語り@タンドリーチキン山頂付近】 どうも。あたしローズマリーよ。 和訳…

結局のところ「芋」って何なのでしょう?

京都府産 海老芋(こえびちゃん)芋、とは一体何でしょう。 分かっています。 じゃがいも、さつ…

分かり合えそうで、分かり合えない桜エビと春キャベツ。

桜エビ=桜 春キャベツ=春キャ 桜「は〜るきゃべつさん〜!なんだかお料理で私達がお呼ばれす…

弓削剽柑に名を授けた柑橘の神様。

【柑橘の神様】 「この世にもうすぐ生まれん新たなる柑橘よ。まず其方はどんな形に生まれたいんじゃ?」 【名もなき柑橘】 「僕は他の柑橘とは違う形.....そうだなあ。横長楕円ではなく縦長の楕円形に生まれたいです!」 【柑橘の神様】 「うむ。確かに横長の楕円という柑橘のイメージにワシも少し飽きてきていたんじゃ。よかろう、そなたを縦長の楕円形にして授けよう」 【名もなき縦長の楕円形の柑橘】 「うわー!すげえ!神様マインドが最新〜!柑橘の古き良きイメージを〜とか言われる