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今までの苦労はこの人を理解するためだったんだ

小さい頃からいろんなことを経験してきた。
ハーフだったから、自分の見た目がみんなと違うことですごく悩んで、いつもみんなと同じになりたかった。

「髪色が綺麗で羨ましい」ってみんなに言われたけど、目立ちたくなくて、黒髪に染めていた時期もあった。

父親の仕事の都合で小学校を何回か転校して、その度に馴染むのがすごく大変だった。
何回もいじめの被害に遭って、でも親は自分のことでいっぱいいっぱいで、あんまり構ってもらえなかった。

勉強どころじゃないくらい、中学生・高校生時代は毎日悲しかった。

弟が障害児で、私はそんなこと全然気にしなかったけど、そのせいで恥ずかしい思いをしたり、一緒に遊べなかったり、友達から「かわいそう」と思われることが多かった。

父親との関係がうまくいかなくて、命に関わるくらいの危険な喧嘩を何回もした。ベランダから落とされそうになったこともあったけど、それでも闘ったり。

肌荒れが一時期ひどくなって、化粧でも隠せなくなって。それで、周りの人や男友達を不快な気持ちにさせてしまったこともあった。

今思い出すと、本当にいろんなことがあって、友達とも何度も喧嘩別れをして、その度に一人になって、なんだか安心したり。

「悩むことがスタンダード」な状態が何年も何年も続いた。
悩むことが、苦しむことが私の人生なんだと信じていた。

こんな自分とおさらばしたくて、ヨーロッパに引っ越してきたのは20歳も半ばを過ぎてから。



♥・*:.。 。.:*・゚♡・*:.。 。.:*・゚♥



でも、この経験があったから、愛を本当の意味で理解できるし、愛されることはこんなにも素晴らしいんだって、体感できるんだと思う。

いつだって闇の後に光が来るんだよね。
光だけ最初に体験しても、それがどれだけ素晴らしいか分からないから、神様は最初に闇の道を通らせるんだよね。

でもそれが本当の意味でわかったら、今まで経験してきたことは全部感謝に変わるんだね。


A(ツインくん)も私と同じハーフで(国は少し違うんだけど)、何度もいじめの被害に遭ったり、自分の見た目のことで何度も悩んだって話してくれた。

友達がいなくて、食べることが生き甲斐だったからすごく太っていたし、そんな自分を日本のアニメを見ることで癒していたんだって。

国は遠く離れていたけど、私たちはいつでも繋がっていたし、同じような経験を何度もしている。

「うんうん」ってうなずくことが多くて、
「やっぱりこの人は私と会うためにここにいたんだ」
「今までの辛い経験は、この人が運命の人って気づくためだったんだ」
「ずっと一人だと思ってたけど、一緒に戦ってた人がここにいたんだ」
って思えたの。

言葉ではうまく言い表せないけど、お互いにたくさんの「同じ闇」を抱えていた。
でもそれは「同じ光」を一緒に体験するためだったんだよね。

今まではこんな人生を用意した神様に「なんで」って思う時間が長かったけど、全てはハッピーエンドを正しく体験させるためだったんだなってなんとなく思うの。

この人生は私一人だけのものじゃなくて、いろんな霊的な存在に導かれてて、何かもっと大きな目的があるはずって思えてならないの。

私はいつも、一人じゃない。
(みんなも絶対一人じゃない)

いつも一緒に戦っているあなたのパートナーが、宇宙のどこかにいるって思ったら、心も軽くなりそうだよね。
(今会えてなくても、絶対にいるからね!)

今度は一緒に幸せを分かち合えますように。
みんなにもそんな日がすぐにきますように꙳✧˖°

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