「 穢れた身体 」

君に逢う迄に色々な体験をした 

こんなに穢れた身体を君は愛せる？？

汚れた舌を出し笑う僕

啼く事すら封印した僕

笑えない程に心が締め付けられる

どんだけ愛の言葉を囁いても

君に届かない
 
穢れた身体を引き摺り今日も生きる

啼きたい程に壊れた心を抱いて

なんで生きてるんだろう？？

そんな事を考えてる僕は狂ってる？？

本音や弱音を吐けるほど僕は強くない

なんでこんなに穢れてしまったのだろう？？

素直に啼ければ可愛い女でいられるのに…

なんでこんな可愛げの無い僕を君は好きでいてくれるのか不思議でならない

穢れた心と身体を君は愛せるの？？

君に聴きたい事は沢山あるのに何一つ言葉にならない

こんな弱い僕を何故愛してくれてるのか解らない 

こんなにも独りに成りたくないと思うのに…

君の前では強がってばかり

どんだけ君を愛してるのに言葉に成らない

苦し紛れに吐いた嘘ですら僕を苦しめる
 
どんだけ君に依存してもしても足りない位

愛してる

でもね独りに成りたくない

穢れ汚れた僕

君は何故愛してくれるの？？

どんだけ手首に傷があっても愛してくるの？？

啼きたい程に依存してる

声が聞けない日は独り落ち込む

どんだけ弱いんだろう？？

君の前ではどんなに気丈に振舞っていても

独りに成りたくないの…

だからこんな穢れた僕をもっと愛して

そして求めて

それだけで僕は満たされる

    

                                                               Fin