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なぜ、嘘をついてはいけないのか。

まだ、カイロ大学に入学したところまでしか読んでないのですが、
『女帝』が非常に印象的なので、進行形の備忘録として。

この本を読みながら考えていることは、
「人はなぜ、嘘をついてはいけないのか?」
です。

子どもの頃から、「嘘をついてはいけませんよ」と教えられてきました。
親であり、学校であり、友達や先輩であり…社会全体が、「嘘は悪いことだ」と言っていたように思います。

でも、ときに「いい嘘もある」と教わってきました。
誰かを守るため、傷つけないためにつく「嘘」は、「いい嘘」だと。

誰かを傷つけないならば、嘘はついてもいいのだろうか?
彼女は誰かを傷つけるために嘘をついてきたのだろうか?
「誰か」に「自分」は含まれるのだろうか?
なら「自分」を守るための嘘は、「いい嘘」なのだろうか?

まだ自分の中で深く思考できていないので、答えはまた今度。
とりあえず、勉強不足の自分はカントを学びたいと思います。

ただ、今の時点で一つ言えることがあるとすれば、
気持ちがよくない。
どこかのだれかの記事で「嘘をつくと孤独になる」と書いてありましたが、
それはきっと、本当なんだろうなと。

あまりに、気持ちが重くなる本。
都知事選までに読み終わるのだろうか……。


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