公務員が民間企業の就職面接を受けてみた感想。
先日公務員向けの起業相談をしてみました。
公務員からの起業の流れや、何で起業をするか?
短い時間の中で公務員からの起業はかなりの努力が必要であることを知らされました。
その時に
公務員から転職しても何にも変わらない
と言われました。
ひねくれ者の私は本当に転職しても変わらないのか試してみる事にしました。
1 とりあえず求人に応募してみた
まず手始めに転職サイトから自分の興味のある分野の企業を検索。
その中から年収や福利厚生等で希望と合う企業を決めました。
私が選んだのは
コンサルティング関係の企業
年収500万〜1500万
充実した福利厚生
年間休日125日以上
もう今働いている公務員とは雲泥の差です。笑
試しで受けるとは言え、少し心が揺らぐレベルでした。笑
2 履歴書と職務経歴書の壁
履歴書を書くのは11年振り。
職務経歴書なんて書くのが初めてです...
もうこの時点で民間企業の敷居の高さを感じ始めました。
ネットで書式を調べて、色々な方の例を参考に何とか2つの書類を作成。
選考の流れは
書類選考→面談→面談→内定
自分で作った書類に自信が持てないままメールで履歴書、経歴書を送信。
2分後
『書類選考通過です
面談となるので日程予約してください』
?
選考なんてしてないのでは?
書類は送れば合格通知が自動で送られるシステムだったのか...あんなに一生懸命作ったのに。
3 求人記載の内容は嘘だった
そして迎えた面談日。
zoomを使った面談で、行く必要がないのはありがたかったです!
いざ始まると履歴書の内容について聞かれて、そこなら質問をされていきました。
向こうも公務員の仕事に興味があるのか、今の仕事についてかなり掘り下げてきていたので、そこは面談と関係ないと思ったので、ハッキリとした回答はしませんでした。
そして面談が進むにつれて違和感を感じるようになりました。
どうも業務内容が人材派遣の営業で、私が応募したコンサルティングとは内容が違っていました。
終盤で質問をする時間を設けられていたので、そこはハッキリと相手に伝えました。
私】私が応募した業務内容と違いますよね?
相手も一瞬困惑したのがわかりました。
私はさらに年収について聞きました。
面接官】だいたい350万〜450万ですかね。
おいおい勘弁してくれよ、記載内容と全然違うじゃないか!
嘘の内容ばかり言うので記載されていた年収について追及してみました。
面接官】あれはあくまでモデルですから!
もはや質問する気もなくなりました。
求人募集の内容なんて関係ないんです。
4 これが民間企業の厳しさ
人出不足が問題になっている現代では、企業側も必死なんですね。
公務員では味わう事のない、ノルマやリストラ。
公務員にも業務成績や目標はありますが、比べものになりません。
何もせずともとりあえず給料がでるのとは訳が違いますね。
民間企業は弱肉強食の世界だと改めて痛感しました。
5 結論
今回受けた会社が悪いというわけではなく、それだけ自分にあった民間企業に就職するのは大変だとわかりました。
さらに公務員の年収が民間企業と比べて高いのもわかりましたい。
公務員でも私のような40近いと、ミドル転職のような扱いになるので、経験なしで新たな仕事にチャレンジするのは難しいかもしれませんね。
基本給が1からですし、きっと今以上に人間関係に悩むのが目に見えてます。
だから行動力や、やりたい事があるなら起業という選択肢がいいかもしれません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?