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「鉛筆」はクリエイターのためのツール


【#90】20210928


人生は物語。
どうも横山黎です。

作家を目指す大学生が
思ったこと
考えたことを
物語っていきます。


是非、
最後まで読んでいってください。


今回は
「『鉛筆』はクリエイターのためのツール」
というテーマで話していこうと思います。



☆最近になってまた使い始めた鉛筆


日本の学校なら、
小学生の頃、誰もが使っていた鉛筆。

高学年になるにつれ、
謎のシャーペンへの憧れが沸き始め、
学校には持ち込み禁止なのに、
シャーペンを持っている人が
持っていない人に対して
マウントを取っていた記憶があります。

#かわいいものです


僕はといえば、
小学校ではちゃんと鉛筆を使い、
プライベートではシャーペンを使う
真面目な小学生でしたね(笑)


とはいえ、
中学校に行ってからは、
シャーペンを使う機会が増え、
いつしか鉛筆を持つことはなくなっていきました。

だいたいみなさんそんな感じだと思います。



しかし。
僕は、最近また鉛筆を使い始めています。
シャーペンを使うことが逆に減ってきました。


なぜだと思いますか?



☆努力が可視化できる道具


それは、
「努力が可視化できるから」です。

今僕は大学生なんですが、
とはいえオンライン授業だし、
レポートも基本データで提出。

だから、文字を書く機会が
ほぼ無いんですね。

じゃあ、
僕がどんなときに鉛筆を使っているかというと、
創作です。


僕は小説を書くのが好きなので、
物語を綴るために、
設定とかプロットとかを
ノートにまとめているんですね。


書いている途中に出てきた
課題や疑問なども書き留めるようにしています。

それを書き記すときに、
僕は鉛筆を使うんです。

物語を創るって意外と難しくて、
ああでもないこうでもないと
迷いながら、悩みながら、
一歩ずつ決めていきます。


こっちのほうがいい!と思ったら、
書き直すことも日常茶飯事。


終わりのない作業に
心折れそうになるときもあります。


だからこそ!
僕は鉛筆を使っています。


鉛筆は書いていると丸くなってしまいます。
シャーペンなら
ノックすればすぐに芯が出てきますが、

鉛筆は削らないといけません。
鉛筆削りやカッターで削らないといけません。


それが不便だから
シャーシンの普及に繋がったと思うのですが、
ただ不便なだけではありません。


削ることで短くなっていくので、
努力の量が見えるわけです。


短くなればなるほど、
その分、自分が努力したことが分かります。


実際は、
「努力の量=削った量」だから、
目に見えるというより、
「目に見えないところに努力の跡が見える」
そう表現した方がいいかもしれません。


努力が可視化できることは、
作り手にとって
大きなメリットといえるのではないでしょうか?


☆クリエイターのためのツール


以上の理由から、
「鉛筆」はクリエイターのためのツールだと
僕は考えます。


是非、一度、鉛筆を使ってみてください。

そして、
創作に悩まされたとき、
自分が使っている鉛筆の長さを
確かめてみてください。

ほんの気休め程度のものかもしれませんが、
僕のように打たれ弱い人は、
頻繁に認めてもらうことがエンジンに変わるわけで、
他人からの評価はもちろんのこと、
鉛筆の長さが
自分の努力を認めてくれるような気がしてくると思います。


書くことが困難になるほど芯が短くなったとき、
鉛筆一本分努力した達成感が、
創作を続ける情熱の燃料になるのではなでしょうか。


僕はこれからも鉛筆を使って、
物語を綴ってきます。


なんか、
自分の命も一緒に削っているみたいで、
創作に命を捧げていることが
実感できる
のもメリットかなと思いました。



ということで、今回は
「『鉛筆』はクリエイターのためのツール」
というテーマで話していきました。



☆お知らせ


最後にお知らせします。


今僕が書いている
『メッセージ』という小説についてです。

成人式の日の夜、歩道橋から転落した青年が、
死の間際、「110」というダイイングメッセージを遺しました。
あったかい結末が待っている短編ミステリーとなっています。


以前から共同制作という形で、
いろんな人の意見を聞きながら
創作していました。


興味を持たれた方は、是非、下の記事をご覧になってください。


ということで最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
横山黎でした。



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