柏木れい

徒然なるままに。いつも本音で生きてます。

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  • 読書と観劇

    本やお芝居、映画、美術展などの感想を、気が向いたときにメモ的に残しておこうとおもいます。

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    空いた時間でささっと作れるお手軽で美味しいお料理を。

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    こころの赴くまま気まぐれに言葉や写真をアップしていきます。

最近の記事

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駒込から池袋へ

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      谷中散歩:其の七(荒川自然公園)

      • 「シリアからの叫び」ジャニーン・ディ・ジョヴァンニ著/古屋美登里訳

        数時間前までの当たり前が簡単に失われていく世界。 日常という言葉のさす世界があっという間に塗り替えられて、砲弾の音や血を流して倒れている人がすぐ隣に在る、今この瞬間まで笑いあっていた大事な人が目の前からいなくなることが当たり前になっていく世界。 どれだけの幸運が重なって、いまのわたしのしあわせが在るのか。そう考えると居たたまれない気持ちになります。 しあわせで、おなかいっぱい食べられて、笑うことができて、本が読めて、大事な人と寄り添い生きていられて。 そんなわたしの当たり

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          静岡へ

        駒込から池袋へ

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          15本

        記事

          +4

          渡芳樹 個展「視点-Various Vision of Flowers-」赤レンガ倉庫へ

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          谷中散歩:其の六

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          フライパンで簡単、ナッツのしょっぱいグラノーラ

          甘くないヘルシーなグラノーラを朝食でいただきたいと、思い切ってお砂糖を加えなかったら美味しくできました。 ドライフルーツを多めに入れるとほんのり甘くて美味。 ヨーグルトや季節のフレッシュなフルーツといっしょに毎朝いただいています。 【材料】 小麦ブラン 大さじ1 水 大さじ1 塩 小さじ1/2 シナモンパウダー 小さじ1/2 オートミール(ジャンボオーツ) 1カップ オリーブオイル 大さじ2 くるみ 大さじ1 ひまわりの種 小さじ1 ココナツロング 大さじ1 クランベリー(

          フライパンで簡単、ナッツのしょっぱいグラノーラ

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          谷中散歩:其の五

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          カポック:その2

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          谷中散歩:其の四

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          谷中散歩:其の三

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          谷中散歩:其の二

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          谷中散歩

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          秋の祈り

          10月半ば、風がすこしつめたく感じられる夕暮れ時。 JR日暮里駅の北改札口を出た橋の上から西を望むと、どこか牧歌的にも感じられる長閑な風景に出会えます。 丘の上に広がる空が、不思議なほどこのままどこまでもつづいているようにおもえ、なんだかすこしだけ、ここがどこだか忘れさせてもらえるからなのかもしれません。 夕焼けだんだんを下った先にある小さな谷中銀座商店街は、この時間には昼間コロッケやメンチカツを頬張りながら酒屋さんの前でお酒を傾けていた観光客もいなくなり、夕飯の献立を選

          旅行みやげ

          小さな書籍型の箱にはいった林檎のクッキーは、太宰治の「津軽」初版本をイメージしたパッケージだそうです。趣きある見た目ですが、それよりなにより旅先で思い出してもらえたことがうれしい。 おいしい食事、きれいな風景、あたらしい風、青い空、解放感、そんな日常からすこし離れたところで思い出してもらえる関係は今の私にとってなによりの宝物です。 ありがとう。

          旅行みやげ

          心象風景

          いつの間にか、ただ当たり前のようにそこにあった風景がもうこころの中にしかないということに気づいたとき、はじめて失われたその景色に深い愛惜しさを感じました。 思い出というには生々しく、けれど寄り添うには遠くなってしまった時間たち。思いを馳せるたび、すこしこころが軋みます。 晴れた空。曇り空。いろんな空がゆっくり静かに通り過ぎてゆきますが、おもいは乾いた秋の高い空に沁みるように消えてゆくばかり。 枯れ葉がまた一枚、舗道を歩く私の前を横切っていきました。 10月の風景。

          心象風景