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管理者の業務5選!何すればよいの?

訪問看護ステーションの管理者は事業経営に重要な役割を担っています。ただ、、、実際に具体的に何をすべきなのか?はなかなか整理に困っているステーションのお悩みをよく聞きます。今回はそのサポートになればと、訪問看護ステーションの管理者の主な仕事として、5つの項目をご紹介します。

スタッフの管理・確保

訪問看護ステーションにおける管理者の最初の、そして最も重要な仕事は、スタッフを管理することです。これには、新しいスタッフの雇用とトレーニング、既存のスタッフの指示、設定した期待値に応えているかどうかの確認が含まれます。また、スタッフが仕事を遂行するために必要な道具や資源を十分に備えていることを確認することも、管理者の仕事です。

新しいスタッフを雇用するために、管理者は仕事内容の説明書を作成し、候補者と面接し、その資格を評価する必要があります。また、新しいスタッフが適切なトレーニングを受けられるようにする必要があります。このトレーニングには、ステーションの方針と手順についての学習や、必要な臨床スキルの習得が含まれます。

新しいスタッフの雇用とトレーニングに加えて、管理者は既存のスタッフを監督し、彼らが適切に職務を遂行していることを確認する必要があります。スタッフの仕事に応じてフィードバック、コーチング、サポートを行うことが含まれます。時に管理者は、スタッフ間の対立や懲戒処分などの問題が発生した場合にも対処しなければなりません。

質の高いケアの実現・均一化

もう一つの重要な責務は、利用者に提供されるケアの質を担保することです。管理者は、質の高いケアに関する方針と手順を策定し、実施する責任を負っています。また、スタッフがこれらの方針と手順を遵守していることを確認する必要があります。

ケアの質を担保するために、管理者は利用者の満足度を計測・評価する必要があります。その結果を基にスタッフのパフォーマンスを定期的に評価し、改善のための領域を特定しなければなりません。これには、改善すべき点を示唆するような傾向やパターンの特定も含まれます。

リソースの管理

訪問看護ステーションの管理者は、財源、設備、備品などの資源を管理する必要があります。これには、予算の策定と管理、機器や消耗品の取得とメンテナンスの監督、ステーションの適切な人員配置が含まれます。

リソースを効果的に管理するために、管理者はステーションが効率的かつ効果的に運営されていることを確認する必要があります。また、資源に優先順位をつけ、適切に配分し、ステーションがケア提供や事業運営を継続するために資源管理をする必要があります。

法規制の遵守

ステーション管理者のもう一つの重要な仕事は、規制の遵守を徹底することです。訪問看護ステーションは、国や地域の多くの規制対象になっています。管理者は、罰金、罰則、法的措置を避けるために、ステーションがこれらの規制に準拠していることを確認する必要があります。

規制の遵守を確実にするために、管理者は規制や法律の変更について常に最新の情報を得る必要があります。また、スタッフがこれらの規制に関するトレーニングを受け、ポリシーや手順が常に最新の状態である事が重要です。

外部関係者との関係管理

訪問看護ステーションの管理者は、利用者、ご家族、医療従事者、地域団体など、外部の関係者との関係も管理しなければなりません。これらの関係者と強い関係を築くことは、ステーションの成功に欠かせません。

外部の関係者と強い関係を築くために、管理者は効果的にコミュニケーションをとり、信頼を築き、協力的な関係生を確立する必要があります。また、ステーションが利用者や家族のニーズに応えているか、医療提供者や地域団体がステーションが提供するサービスを知っているかを確認する必要があります。

まとめ

訪問看護ステーションの管理者は、利用者に質の高い医療サービスを提供するために大きな責任を負っています。スタッフの管理、ケアの質の確保、リソースの管理、規制の遵守、外部の関係者との関係の管理などが必要です。これらの仕事には、リーダーシップ、コミュニケーションスキル、そして継続的な改善努力が必要です。これらの業務を効果的に行うことで、管理者は訪問看護ステーションが利用者に必要かつふさわしいケアを提供できるようにすることができます。


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