見出し画像

管理者のいるステーションってどう作る?

訪問看護ステーションの管理者は、ケアの提供や事業継続に重要なポジションです。しかし、管理者が揃った訪問看護ステーションを作っていくには、様々な壁がございます。今回は、訪問看護ステーションの管理者という観点で、注意すべきポイントを幅広く、触り部分を説明していきます。

人員配置の課題

まず訪問看護ステーションの経営者が直面する大きな問題は、管理者を任せるスタッフの確保です。管理者人材を確保できないと、話が進みませんよね。この人材を社内で見つける or 社外から採用するのは取り組みが全く異なるので注意しましょう。そもそも社内外の判断ができるよう、人材の要件定義や職員の分析ができているか?見直してみるのがおすすめです。
社内から異動・昇進させる場合は、何を身に着けてほしいのか、どのようなトレーニングを組むのか、評価はどうするか、任せるタイミングはなど多くを検討する必要がございます異動後にすぐ降格はかなり難しいので、しっかりと時間をかけていきましょう。

社外から採用する場合は、管理職候補は競合が多いので、振り向いてもらえるような強み(給与や成長環境)を提示できるかを考えましょう。もし他社比較で難しい場合は、そもそも社内で見つけるしか無いかもしれません。

システム・外部支援の活用

管理者候補が見つかっても、管理者が辞めてしまっては元も子もございません。管理者が継続して働いてもらえるよう、管理者がすべきことに集中できる環境づくりが必要です。以外に忘れがちなのが、システムや外部サポートの導入です。

管理者に煩雑な業務が集中していませんか?管理者になるレベルの方は責任感が強いので、業務を引き受けてくれると思いますが、管理者もプライベートや体力問題も有るので、過剰労働になると辞めてしまいます。そうならないよう、ITや外部支援で解消できることは積極的に導入し、管理者が管理者としての業務に集中できる環境を整備していきましょう。

制度・法規制の対応

管理者になって業務比重があがる事の一つに、制度・法律の理解が有るかと思います。ケアのスキルアップはスタッフ時代でも行いますが、制度や法律は中々取り組む機会が少ないです。しかし、管理者となると話が変わります。訪問看護ステーションは様々な制度・法規制の中で成り立っていますので、事業継続のために制度理解は必要なスキルです。

その学習を前向きにしてくれる人なのか、会社として機会を提供できるのかは任せる前に検討すべき事の一つです。ケア、営業、スタッフの管理は皆さんすぐ考えのですが、意外に忘れがちな法制度の面も注意点として挙げさせていただきます。

本日も記事をお読みいただき、ありがとうございました!より深く質問したい、もっと聞きたいことがあるなどございましたら、オンラインの無料相談もしていますので下記ページからお気軽にご相談ください!

Reiサービスページ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?