ダイビング歴10年の私がレスキューダイバーになった理由
スキューバダイビングを始めてから11年が経った。
ダイビングを始めた頃、オープンウォーター、アドバンスダイバーととんとん拍子に資格を取得してきた私。
アドバンスダイバーのまま7年の時がすぎた2022年の夏。ふと「もうちょっと不安無く潜れるようになりたいな〜」と思っていた。
7年間、アドバンスダイバーのままでいた理由。
ガイドさんについていくだけのダイビングで困らなかったから
緊急事態に直面したことがなく、本気で心の底から怖いと思ったことがなかったから
講習してほしいインストラクターさんに出会えていなかったから
いちばんの理由は、インストラクターさんに出会えてなかったこと。
レスキューダイバー講習は、人の命を助けるスキルを学ぶので軽いノリでやりたくなかったし、信頼できるインストラクターさんから教わりたかった。
レジャーダイビングをより安全に潜れるスキルを身につけたかった。
というのも、私はアドバンス講習で大失敗をしてしまっている。
アドバンスダイバーなのに、コンパスナビゲーションができないのだ。講習のとき、そのスキルを習得できるまできちんと質問しなかったし、練習もしなかった。
『ガイドさんと一緒だから、まぁいっか』と思っていた。
そのまま7年が過ぎてしまって、コンパスに苦手意識を持ったままだった。
そのほかにもBCの脱着やレギュレーターリカバリーのスキルもブラッシュアップしないまま、潜り続けていたのだ。
現地サービスでしか潜らない私はセルフレスキューのスキルが改めて必要だな~とは感じてた。
バディのインフレーターホースが破裂したり、バディがエア切れになったダイビングを経験したことも重なって、
…だったらもうレスキュー講習を受けちゃおうかな!ってことで、レスキュー講習を受ける決意が固まり、講習に至ったと言うわけ。
レスキュー講習後のダイビングで思うこと
不安感がとても減ったかな。
レギュレーターが外れたらどうしようと思わなくなったし、バディの経験本数が少なくても大丈夫と思えるようになった。
より安心して、気持ちにゆとりを持って潜れるようになったと感じた。
気持ちの余裕ができたから、呼吸が落ち着いてエアー消費も節約できるし、ワイドな視点が広がって遠くの魚影に気づくようになった。
一本めのダイビングでの緊張感が薄れた感じ。今までより海の中に溶け込めている感覚になった。
つまり、ダイビングスキルは上がった!
なので、経験本数や年数を重ねても改めて講習を受けた価値はあると思う。むしろ、経験を重ねたからこそ意味があるのかも…
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